石川さんと連帯し狭山集会 広島 星野闘争の力と一つに 地域の青年も参加して
無実の石川一雄さんに対する東京高裁・寺尾正二裁判長の無期懲役判決44カ年を糾弾し再審無罪へ10・31狭山集会が関西と広島で開催された。(編集局)
広島狭山集会は、部落解放広島解放共闘に結集する仲間30人が集まり、広島市西区福島町で開催しました。石川一雄さんの再審無罪への闘争心をわがものとし、11・4労働者集会と星野さん絶対解放の11・25高松集会に向けた熱気あふれる決起集会となりました。
奥村毅事務局長(広島連帯ユニオン)が基調提起を行い、「下山第2鑑定で権力のでっち上げが120%明らかになった。狭山闘争を改憲阻止決戦の決定的一環として闘おう」と呼びかけました。高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長が、「小森龍邦さんの四国地方更生保護委員会への申し入れは狭山闘争と星野闘争の力をひとつにした。11・4から11・25へ大結集を」と訴えました。
闘いの報告と決意が次々と語られました。JR関連会社で組合機関紙配布を理由に解雇された動労西日本の元木康亮組合員は、県労働委員会で当局の不当労働行為を完全に暴いたと報告し、必ず職場復帰すると決意を表明。自治体と教育の青年労働者は、非正規化による職場での分断や生きられない現実と労働組合の団結で闘うと述べ、連帯ユニオンの組合員は、安倍の改憲・入管攻撃と国際連帯で闘おうと呼びかけました。
婦人民主クラブ全国協広島支部の大江厚子さんは、地元で部落解放運動を進める人々から星野さん釈放の要望書が寄せられている、地域・議会で改憲・戦争阻止の運動を広げていると報告。全発言が感動的で全体の力となりました。
解放共闘は、福島町で地域ビラ入れや改憲反対署名なども行い、その中で新たな出会いもありました。地域の青年も参加し、狭山・星野・改憲阻止で職場・地域に拠点をつくりだしていく新たな展望を開いた集会となりました。(部落解放広島共闘会議議長・壹貫田康博)
(写真)地元で解放運動を進める人々から星野要望書が寄せられているとの大江さんの報告に聞き入る参加者(10月31日 広島市)
この記事へのコメントはありません。