ＮＡＺＥＮさっぽろ結成集会！『再稼働反対』『全原発廃炉』

　３月３日ＮＡＺＥＮさっぽろ結成集会を開きました。連日の暴風豪雪の中、空と陸の交通手段が危ぶまれ、どうなることかと心配でしたが、２０名の参加で無事開催することが出来、ホッとしました。
当初予定していた大間原発反対現地集会実行委員会事務局長の中道さんがＪＲ運休で残念なことに来られなくなり、急きょ８・６広島-８・９長崎反戦反核闘争統一実行委員会事務局長・ＮＡＺＥＮ呼びかけ人の三角さんが、ＮＡＺＥＮ織田事務局長とともに駆けつけてくれました。 

　三角さんからは「戦後、戦犯の流れをくむ安倍政権での原発政策の問題点。安全保障・内部被曝の２点を中心に広島-長崎-ビキニーそして憤りのフクシマとともに、全国性をもつＮＡＺＥＮがさっぽろで結成された事は、地元泊原発においても重要なことだ」と檄。
　織田事務局長からは「８・６広島-８・９長崎と同様３・１１福島。参加者の都合の休日ではなく、あくまでも歴史的な『３.１１』にこだわりたい。脆弱な安倍政権とはいえ核武装論者であり改憲論者、甘く見ることなく闘いを構えなくてはならない。そうした時、国家の姿がみえてくる。身近な生活の問題と政治問題を結びつけ『生きる』本当の意味を問いなおす３・１１フクシマとともに考え行動していこう」とアピール。
　はるばる室蘭方面から３時間かけて来てくださった女性は、「６０年安保も経験している。原発も許せない。クリーンなエネルギーと称して危険な生産過程は問題だ。もっと女性が活躍する機会が大事だ！」とパワーある発言。ＮＴＴ労組の労働者は「３・１１反原発福島行動に決起し被災地福島から学び、状況をつかみとってくる」とアピール。
　基調提起を行ったＮＡＺＥＮさっぽろの労働者は、「政治とつながったものにしたくないとする傾向を打破し、真にフクシマとつながって行動していく！　各自の立ち位置をしっかりして職場から・地域から、反原発運動の中に労働組合を位置づけ広範な人とつながっていこう！　ＮＡＺＥＮのもつ全国性を活かしシンプルなスローガン『再稼働反対』『全原発廃炉』で筋を通す！　学生、若い世代をみいだし、生き生きとした活動をしていこう」と訴え、これを全体で確認して集会をお終えました。（Ｍ．Ｆ）