長大行路を強制するな 動労水戸 運輸区前で座り込み
動労水戸は3月15日、翌日のダイヤ改定に抗議して、勝田運輸区前で2時間の座り込みを行った。マイクで訴え、出勤・退勤する労働者や昼食を買いに出る労働者にビラを渡した。
勝田運輸区運転士の国分勝之副委員長は、ダイヤ改定で設定される長大行路を、「JRになって最も過酷な中身です。これでは運転士の集中力がもたず、列車の安全も運転士の健康も守れない」と危機感もあらわに弾劾した。今回のダイヤ改定で、水戸支社では列車の乗務キロは変わらないのに運転士が19人も減らされた。すべての運転士の労働はその分、強化される。朝8時に出勤して9時間を超えて運転し、深夜の12時過ぎまで働く行路さえ組まれている。
最後に石井真一委員長が、JRが狙う常磐線の全線開通を弾劾し、「今日は第1波の闘い。今後も闘いは続きます」と訴えた。
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