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東北石けん労組、地労委全1日行動ぶち抜く!11・1集会へ号砲!

 10月28日、東北石けん労組は、朝の愛島台門前闘争から午後の地労委第一回審問と、全一日行動を打ち抜いた。資本は労組の追及に震え上がり、門前、地労委審問廷を労働者の怒りが制圧する大勝利を勝ち取った。
 朝8時、労組と地域の支援労働者20名が愛島台新工場門前に登場。福島からも仲間が年休を取って駆けつけた。会社は直ちにブラインド、シャッターを閉め切る狼狽(ろうばい)ぶりだ。頼みの警察権力も遙(はる)か彼方から様子をうかがうのみという無様な対応。今日は、ついに地労委で審問が開始される決定的な闘いの日だ。当該、支援は今日一日の行動で会社を圧倒する気概に燃えて門前を制圧した。


 この日の闘いは同時に、直前に迫った11・1、1万結集への総決起闘争だ。この日の闘いで、資本の不当労働行為を白日の下に暴き出し、解雇撤回へばく進することを確認して門前集会が勝ち取られた。福島から駆けつけた福島合同労組の仲間、福島労組交流センターからの熱い連帯の発言に続いて、地元から全金本山労組、あいコープ労組をはじめとして、東北石けん闘争勝利へ共に闘う決意が表明された。労働者と共に、東北大学学生自治会からも労学連帯の力で勝利を勝ち取る決意が明らかにされた。当該の決意表明では成田副委員長が「資本主義はもう終わりだ、新工場で働く仲間もいつ首を切られるかわからない、そういう悪徳会社だ、労組と共に闘おう!共にプロレタリア革命に立ち上がろう!」と熱烈に訴えた。
 午後からの地労委は、ついにもぎり取った審問開始の闘いだ。解雇の張本人、佐藤吉範と畑文雄は、代理人の弁護士の陰に隠れて身を縮めている。最初から勝利の帰趨は明らかだ。本日の審問では、東北石けん労組の洞口委員長、成田副委員長の証人尋問が行われた。
 次々と明らかになる佐藤、畑の不当労働行為に、当該・補佐人・傍聴の労働者は怒りを新たにした。怒りの弾劾発言を最初は制止していた労働委員会側も、次第に沈黙。審問廷は労組の怒りの証言が圧倒的に制圧し、佐藤と畑の不当労働行為は満天下に明らかとなった。
 惨めだったのは、会社側代理人弁護士の反対尋問である。何の確信もなく(当たり前だ!)、小声で事実確認にけちつけするのみ。完全に圧倒されて(不当労働行為の事実は覆せない!)、意気消沈する姿は戦闘精神のかけらもない! 本日の地労委審問闘争の勝利を全参加者が圧倒的に確認する中で本日の闘いは大勝利した。
 また、この日の闘いは、目前に迫った11・1集会1万人結集の闘いへの総決起集会、号砲として打ち抜かれた。全1日行動を終えた仲間は、すぐそばの仙台市役所前に移動して、11・1への総結集を訴える大街宣を闘い抜いた。12時間にわたる今日の闘いの実践的結論は、「11・1日比谷野音に総結集し、労働運動の歴史的再生を勝ち取ろう、11月集会派が時代を牽引する責任勢力として躍り出よう!」ということだ。
 残る3日、この日の闘いを継いで、総力で1万人結集へ最後まで奮闘しよう!東北石けん労組はその先頭で闘い抜く!
(東北石けん労働組合・H)

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