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正月くらい休ませろ 勇気をもって一緒に コンビニ関連ユニオン委員長 河野正史さん

 未払い残業代が4億9千万円。昨日の永松社長の記者会見は絶対に許せない。永松社長は1991年にはわかっていたのに隠していた。労基署も何度もセブンに入っている。しかし、それも2回だとうそをつく。セブン―イレブンという会社は全てを隠ぺいし、オーナーさんをだましてきた。そのもとでどれだけのオーナーさんが命を落としたことか。どれだけの従業員さんが低賃金の中、苦しんだことか。セブン体質の膿(うみ)を全部、コンビニ関連ユニオンが出し尽くしたいと思います。
そのために「元旦ぐらいは休ませろ」という元旦ストライキを呼びかけたい。もちろん初詣やスキー場近くは休めない。違う日に休めばいい。倒れるまで働く必要はありません。オーナーさん、従業員さん、疲れたら閉めちゃいましょう。
韓国の明洞のセブンに行ったら、夜7時に電気がついていても閉まっていた。休憩時間なんだとお客さんは帰っていく。「レジ出てきてください」とたたかれるのは日本だけ。「24時間365日」が当たり前になってしまった新自由主義の30年間を覆しましょう。
8時間は労働、8時間は睡眠、8時間は自分の時間をとらない限り本当に体がもたない。赤字を出してまで元旦に店を開ける必要はない。セブンは1月1日は売り上げが全然ない。正月はお酒のんで、おもち食ってという経験を20年も、30年もしたことのないオーナーさんがいる。私も本部社員で20数年、正月に実家でおせちとかは1回もなく店を回っていた。人間が人間らしく正月ぐらいは休ませろよのスローガンのもとに休みましょう。人の命がかかった問題です。私たちは労働組合ですからストライキと位置づけています。コンビニ関連ユニオンに連絡していただければ、スト権があるので休めます。
さらに私は何よりもセブンの本部社員に訴えたい。セブンの価値観ではなく自分の価値観を大事にして、おかしいことにはおかしいと声を上げましょう。一人の勇気ある行動が団結に絶対につながります。
迷っているオーナーさん、勇気をもって休みをとりましょう。元旦ストを一緒にやりましょう。

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