3.11反原発福島行動21が大高揚
3・11反原発福島行動21が実行委員会の主催で開催され、会場の郡山市・開成山野外音楽堂には全国から多くの仲間が駆けつけた。
午後1時、実行委員長の動労福島・橋本光一さんの「10年前の原点に立ち返り、原発のない社会を作ろう」という主催者あいさつで集会が始まった。地元・福島で活動する人たちによるトークセッション、ミニコンサート、連帯のアピールなど盛りだくさんの企画で、会場の雰囲気は高まるばかりだ。
「ふくしまの決意」で、希望の牧場代表の吉沢正巳さんは「原発の時代を乗り越えることを生涯のテーマとして、これからも元気よく闘っていきたい」と宣言し、ふくしま共同診療所院長の布施幸彦さんは「世界の心ある人は、福島・日本が原発をなくす先頭に立つことを期待している」と呼びかけた。
最後に「原発も核兵器も戦争もない社会の実現のためには、これからも分断や壁を越えていく。あきらめない。私たちの未来は私たちの力で切り開く。団結して共にたたかおう」という集会宣言を確認し、元気よく市内をデモ行進した。
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