「台湾有事!どうなる日本」/新潟 大行進が講演会
改憲・戦争とめよう大行進・新潟は12月4日、「台湾有事!どうなる日本」をテーマに元東京新聞記者の半田滋さんの講演会を95人の参加でかちとりました。
4月の日米首脳会談で菅首相は「台湾有事」に日本が率先して介入することを宣言。それを契機に自衛隊が様々な演習や訓練を行っています。
講演会実行委員会は、陸自10万人大演習開始日の9月15日に新潟県の高田駐屯地に、9月18日には新発田駐屯地に、大演習の抗議と中止を申し入れました。以来10回の街頭スタンディングを重ね、講演会参加をアピールしました。
半田さんは講演で、①すでに自衛隊は敵基地攻撃能力を持っている②これは1988年に閣議決定した専守防衛に反する憲法違反③日本の台湾海峡問題の発端は、2016年に安倍首相が提唱した「自由で開かれたインド太平洋構想」で、中国の「一帯一路」への対抗だ④戦争体制づくりを急ぐ米バイデン政権は、中国の人権問題を取り上げている⑤中国は、台湾の統合を核心的利益と宣言、譲歩しない⑥戦争では米中双方とも甚大な被害を受ける⑦沖縄―南西諸島はミサイル配備で真っ先に戦場になる⑧米国への基地提供をやめさせ戦争に反対する運動を、と語りました。
活発な質疑応答を受けて実行委員会が①来年は改憲阻止決戦の正念場②ミャンマー国軍を受け入れている国際大学(新潟県南魚沼市)への抗議・申し入れを計画するとまとめました。
来年、沖縄返還50年を見据えて行動を準備することを確認しました。学習会参加者が講演会に向け共に行動し組織者になったことが決定的です。労働者民衆の中に入り、共に進んでいこうと思います。(改憲・戦争とめよう大行進・新潟 阿部啓輔)
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