沖縄大学キャンパス集会開く/赤嶺委員長が戦争阻止宣言
1月13日昼休み、沖縄大学学生自治会主催の処分撤回集会を沖縄大学キャンパス(那覇市)で行いました。米軍基地を由来とした新型コロナ・オミクロン株の感染が爆発的に拡大し、これに乗じて沖大当局が学生の活動制限を強化(対面授業は10人以下、サークル活動は原則禁止)するなかで、断固として打ちぬきました!
昼休み開始と同時に沖大自治会と全学連の仲間がキャンパス中央の中庭に登場。弾圧職員・警備員の妨害をものともせず、処分当該である赤嶺知晃委員長の基調報告が始まりました。
沖大当局は昨年5月のキャンパス集会が「無許可」であること、夏休み期間に行った演説が「静粛な教育環境を乱した」ことを理由に赤嶺委員長を懲戒処分しました。これに対して沖大自治会は、昨年10月の沖大包囲デモ、11月と今回の処分撤回集会で反撃してきました。
赤嶺委員長は、自治会が行動するたびに沖大生に闘いが広がり、当局はますます追い詰められていることを暴露。さらに、コロナ感染拡大「第6波」が中国侵略戦争情勢下で引き起こされたことを弾劾し、「沖縄・南西諸島の戦場化を絶対に許さない」と宣言しました。
続いて長江光斗全学連書記長をはじめ、京都大学で闘う学生から連帯の発言がありました。京大で不当処分を受けている学生は「処分問題は全国的な課題、階級闘争の課題だ」として、キャンパスをこえた学生の団結をつくり出そうと熱烈に訴えました。
一方の沖大当局は、昨年11月の集会に続いて再び大量の警察官を入構させました。当局の学生弾圧は絶対に許せません! ただちに全員で怒りのシュプレヒコールをたたきつけました。活動制限によりキャンパスに通う学生も大きく数を減らす中、沖大生の圧倒的な注目を集めて集会は成功しました。
今集会は、沖大生の政治的決起を強権的に抑え込んできた沖大当局の最後の「化けの皮」をはがす闘いとなりました。沖大学生自治会は、当局・国家権力の弾圧をはね返し、改憲・戦争阻止決戦の最先頭で闘う決意です!
(沖大学生自治会・N)
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