東海第二再稼働阻止へ一斉行動
原発も核戦争も絶対反対
「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク」が呼びかけた東海第二原発再稼働阻止を訴える第4回目の一斉行動が6月10日から12日に闘われた。ウクライナ戦争下での核戦争切迫への危機感から今回は闘いが大きく広がり、全国61カ所で行われた。
NAZEN東京は呼びかけに応え「戦争も核も原発もいらない!」と題した独自ビラをつくり、日帝・岸田が米帝・バイデンと一体となってウクライナ戦争を口実に改憲・核戦争攻撃を強めていることを弾劾した。そして首都圏唯一の老朽原発である東海第二原発が昨年3月の水戸地裁での運転差し止め判決にもかかわらず再稼働攻撃を強めているが、反対運動の前に再稼働への工事完成を24年9月に延期せざるを得なくなり、再稼働を阻止することはまったく可能だと訴え、福島第一原子力発電所の放射能汚染水海洋放出反対署名を呼びかけた。
当該である首都圏では、11日にNAZEN杉並がJR阿佐ケ谷駅南口で、洞口朋子杉並区議会議員が杉並区議会で汚染水ビラ配布を追及したことを報告。中距離核ミサイル配備反対署名も集めるなど、東海第二・汚染水・戦争と核問題を訴えた。
11日、NAZENいけぶくろはJR池袋駅ルミネ口で、NAZEN江戸川はJR新小岩駅南口で、原発なくせ!千葉アクションは改憲・戦争阻止!大行進千葉とともにJR千葉駅東口で、三多摩労組交流センターはJR西国分寺駅前で、三里塚反対同盟は京成成田駅前でそれぞれ街宣。10日には群馬合同労組と高崎金曜行動が定例の金曜行動として街宣活動を行った。
来年のサミット開催が狙われるなど日帝・岸田の核戦争攻撃との最先端の激突点となった広島では、NAZENヒロシマが月1回の金曜行動を6月10日に変更し、島根県議会が再稼働を正式容認するなど攻撃が強まる島根原発2号機再稼働反対と合わせて中国電力本社前で街宣をした。長崎では10日にNAZENナガサキがJR長崎駅前で、福島では11日にNAZENふくしまなどがJR福島駅前で、徳島でもNAZEN徳島がJR徳島駅前で街宣行動を行った。
福島では署名に応じてくれた高校生に「戦争に行かされるのは、他でもないあなたたち」と訴えると、「そうだ、そんなの許せない」「放射能が危険だってこともわかってる」と次々に署名してくれた。市民の反応は今までになく活性化したものだった。
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