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大阪   反戦訴え青年労働者集会  「第3次大戦 絶対とめる」

 

「NO WAR! 第3次世界大戦を止めよう! 生きるために闘おう」を掲げ、繁華街へ向かってデモ(6月12日 大阪市北区)

6月12日、大阪市内の豊崎西公園にて関西青年労働者集会が開催され、130人が結集しました。集会に向けた実行委員会では、「ウクライナ戦争が第3次世界大戦へと発展している。何としても戦争反対の声を上げよう!」と議論を重ね、反戦闘争を軸とした集会として準備しました。

集会の基調は大阪市職員労組の赤田さんです。赤田さんは「資本主義の延命のために世界戦争が始まっている。ウクライナ戦争は米日の中国侵略戦争へと転換し始めた。改憲・戦争の岸田と維新の会を打倒し、資本主義を終わらせるために青年労働者は闘おう」と鮮明に訴えました。

特別報告では、関西地区生コン支部の青年女性部から平田執行委員が発言に立ちました。平田さんは「ウクライナ戦争が始まった直後に中央委員会で戦争反対の声明を出した。激しい弾圧の中で、戦争を身近に感じている。戦争を止めるためには弾圧に絶対負けず、労働運動を甦(よみがえ)らせることが何より大切だ」とアピールしました。
さらに、特別報告の二つ目として、泉佐野市議選の報告を関西労組交流センターの西納さんが行いました。西納さんは「戦争情勢の中で、関西空港を戦争に使わせないと10万市民に訴えて選挙戦を闘いぬいた。787人もの戦争絶対反対の決起をつくり出したことは、今後の運動にとって決定的だ」と発言しました。

次に、職場や地域からの実践報告として、全国金属機械労組港合同、八尾北医療センター労働組合、大阪市教組、奈良市従業員労組、全国水平同盟、京都府職労舞鶴支部、全学連の仲間が次々と発言しました。
港合同昌一金属支部の尾崎執行委員は「自分は元自衛官で、今も仲間と会って話したりするが、みんな戦争はだめだと言っている。労働組合に入って、沖縄に行ったりして、戦争だけは止めないといけないと感じた」と語りました。また、全国水平同盟の佃さんは「戦争の中で差別・分断攻撃が激化している。西郡でも日本共産党が部落差別をあおるアンケートを始めた。絶対に許されない!」と怒りを込めて弾劾し、「こうした中から、闘う部落解放運動が甦り始めている。7月全国水平同盟定期大会に集まろう!」と力強く呼びかけました。

最後に、司会の全学連の仲間からの行動提起と団結ガンバローの後、集会参加者は梅田の繁華街をデモ行進しました。多くの青年が集まる街で、サウンドカーを走らせ大注目のデモとなりました。(関西労組交流センター・冨山小太郎)

サウンドデモは大注目を集めた

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