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広島で国際反戦デー闘争

 10月21日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の呼びかけで、広島で国際反戦デー闘争が取り組まれました。午後3時半に原爆ドーム前に集まり、パレスチナ連帯の座り込みを開始。マイク演説と「ガザの人々を殺すな!」という大きなプラカードは、多くの観光客や外国人から注目され共感が広がりました。
 約50人の労働者学生が集まり、4時からはデモ前段の集会です。8・6実行委員会代表の宮原亮さんより「ウクライナ戦争の泥沼化の中で、中東でもアメリカ帝国主義=イスラエルによる侵略によって世界戦争が拡大しようとしている。問題は民族や宗教の対立ではない。戦争の元凶は帝国主義だ。世界中で巻き起こっている反戦闘争と連帯しよう。私たちは、イスラエル・ウクライナを支持して中国侵略戦争へ突き進む、日本の岸田政権を打倒する闘いで応えよう」と訴え、今起こっている戦争の本質を暴露し、闘いの方向を提起しました。
 次に参加者からの発言です。G7広島サミット弾圧を粉砕した広島大学の太田蒼真さんからは、追い詰められた日帝の意を受けた大学当局による懲戒攻撃が狙われていることに対して、学生運動を爆発で粉砕する決意と、20日のイスラエル大使館への抗議行動で弾圧されたA君の奪還しようとアピールが述べられました。
 海上自衛隊の基地を抱える呉から参加された婦民の仲間は、中国侵略戦争の拠点化の進む呉基地と上関中間貯蔵施設建設に対する怒りが訴えられました。そして親戚がイスラエルにいるという留学生からは、みんなの力でパレスチナへの虐殺をやめさせ、戦争を止めようとアピールを受けました。私たちの闘いが全世界の労働者民衆の闘いとつながっていると確信しました。
 デモへと出発です。戦争と改憲、大増税を推し進める岸田首相の事務所に向けて力強くデモ行進。岸田事務所前では、デモ隊の声のボルテージは一段と上がりました。
 デモ終了後に、参加者による交流会を持ちました。ヨーロッパ・中東・アメリカの国々でものすごい規模の労働者民衆がパレスチナ連帯の反戦デモに決起しているビデオを見ました。全世界の反戦の闘いがイスラエルの地上戦の開始を止めていると確信を持つものでした。
 広島では国際反戦デーに先立ち、「10・7パレスチナ蜂起」に連帯する行動として街頭宣伝を取り組んできました。先日の「はだしのゲン」上映会に続いて参加された方もこの日の行動に最後まで参加し、熱く討論を行いました。参加者からの積極的な意見が出され運動の広がりを感じました。広島大学の学生からは、パレスチナ連帯の取り組みの報告が行われました。「パレスチナ侵略、ウクライナ戦争やめろ!
世界戦争を止めよう」を訴え、次回は11・3パレスチナ連帯行動&デモ、次々回は11・12反戦デモの方針を全体で確認しました。
 この反戦闘争のうねりの中で、国際反戦大集会としての11・19全国労働者集会に大結集を勝ち取っていきましょう。(広島県労組交流センター・真保修一)

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