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10・21国際反戦デー天神デモ

 10月21日、福岡市中央区の警固公園にて「10・21国際反戦デー天神デモ」がおこなわれました。正午、快晴の警固公園に結集した仲間たちは、世界中で沸き起こる反戦行動と連帯して「パレスチナ人民虐殺を許さない!」「ガザ侵攻をやめろ!」のメッセージボードを掲げ、マイクアピール。冒頭にイスラエル大使館抗議行動に対する全学連の仲間への不当逮捕を徹底糾弾し、「イスラエルによるガザ地上侵攻・虐殺を絶対にゆるさない。一切の元凶は、中東石油強奪のためにイスラエルを支持してきた米欧日帝国主義だ。パレスチナ人民と連帯して戦争反対の声を挙げよう!」の訴えに多くの人が注目する中、デモ行進に出発。「ウクライナ戦争いますぐやめろ!」「中国侵略戦争阻止!」「日米合同軍事演習反対!レゾリュート・ドラゴン23粉砕するぞ!」「沖縄・九州を戦場にするな!」「佐賀空港の大軍事基地化ゆるさないぞ!」のコールが天神の繁華街に響き渡りました。

 デモ終了後、14時からは児童会館「あいくる」にて、集会が行われました。実行委員会から放射能汚染水、戦争情勢、星野・大坂闘争をテーマに報告がおこなわれ、初参加の方からも活発な質疑・討論がおこなわれました。とりわけ「パレスチナ情勢に対してどういう見解・行動が求められているか?」の問いに、「アメリカ、イスラエルで、ユダヤ教徒の人々もガザ侵攻反対で声を挙げ、立ち上がっている。問題は宗教対立ではない。」「アメリカ、イスラエルは全世界で湧き上がる反戦の声に押され、地上侵攻に踏み切れていない。反戦行動が今まさに戦争を止めている。何よりも今行動することが大事だ」と核心を明らかにする議論がおこなわれました。さらに、放射能汚染水放出の目的は、六ヶ所村再処理工場稼働と日本の核武装への布石であること、第3次世界大戦の現実化の中で、沖縄を丸ごと戦場化する日米政府が進める軍事演習と軍拡、とりわけ九州各地の出撃拠点化を絶対に許さないことなどが、白熱した討論の中で確認されました。
 さらに、大坂正明さんへの無期懲役求刑を徹底弾劾し、「裁判闘争の中で検察の有罪『立証』は全面破綻し、大坂さんと弁護団・救援の仲間たちは勝利を確信している。星野さん国賠と一体で勝利を切り開こう」の提起を参加者全体で確認しました。
 今回の国際反戦デー闘争は、7月におこなわれた星野文昭さん絵画展の総括会議の中で、「今の戦争情勢に対して、もっと行動することが必要だ」という声が出てきたことを受けて準備されました。多くの人々が激しく展開する戦争情勢に対して「傍観者ではいられない」と声を挙げて立ち上がっています。湧き上がる反戦の声と行動への希求を一つに結集させ、11・19全国労働者総決起集会への万余の結集を実現しましょう!

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