米実弾演習やめろ 北富士演習場に抗議と申入れ
11月23日、北富士演習場でこの日から始まる米海兵隊の実弾演習に対して、抗議集会と演習中止の申し入れを行いました。13時に北富士演習場正門ゲ-ト前に結集した山梨合同労組、百万人署名運動と静岡からかけつけた仲間は「米軍実弾演習反対」「ガザ虐殺やめろ」などの横断幕やボードを掲げ抗議集会を行いました。
司会の仲間は、「今回の北富士演習は中国への戦争訓練だ。11月15日に沖縄の海兵隊は中国との戦争に備え『海兵沿岸連隊』に改編された。今回の北富士演習を前に11月18日、海兵隊の元幹部は朝日新聞に、『すでに2年前から海兵隊は離島防衛を想定した演習を北富士で始めてきておりそれが今回の部隊改編につながった。演習は日本本土に見立てた沖縄の基地から、駐屯地がある沖縄本島に見立てた沼津海岸に移動し、そこから第一列島腺の内側にある島に見立てた北富士に向かうシナリオで行った』と語っています。北富士など本土の演習場への米軍実弾演習の移転は『沖縄の負担軽減』が名目にされたが、辺野古への新基地建設の強行など県民への負担は拡大しており、南西諸島へのミサイル基地建設には『沖縄戦を再びやるのか』と怒りがわいています」「ガザ虐殺では、アメリカ軍は直接の加担者です。10/7パレスチナ人民が決起するや直ちに武器弾薬をイスラエルに送り、地中海や紅海には空母打撃群などを展開しミサイルを発射しています。世界で侵略戦争を進める米軍の実弾演習を絶対に許すことはできません。米・イスラエルはガザでの虐殺を直ちにやめよ。岸田政権は米軍演習に北富士を使わせるな」と熱い口調で訴えた。そして参加者全員で演習場に向かってシュプレヒコールを繰り返し徹底的に弾劾した。
その後演習の中止を求める申し入れ行動に移り、参加の各団体が怒りを込めて申入書を読み上げ、防衛省の係官に渡した。米兵や自衛隊員にも共に立ち上がることを訴え、12月反戦闘争への決起を誓ってこの日の行動を終えた。
(山梨 I)
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