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11・26植木団地闘争 戦争反対、富田地域更地化と闘う

植木団地闘争の地平をテコに戦争絶対反対を掲げ、富田地域の更地化攻撃と闘う!

富寿栄団地から阪急富田駅へ「戦争反対!」デモ(11月26日 高槻市)

11月26日、大阪府高槻市の富田・富寿栄公園で、「戦争絶対反対!植木団地追い出しをはね返し、富田地域の更地化と闘うぞ!11・26植木団地・富田闘争」が開催されました。イスラエルによるガザ虐殺を許さない連日の反戦闘争の一環として全国水平同盟を軸に北摂、全関西の労働組合・労働者民衆90人の結集で闘われました。

全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾副委員長、全国金属機械労組港合同昌一金属支部から連帯のあいさつがあり、全国水平同盟高槻支部の曽我勝宣支部長と事務局が決意表明に立ちました。「今、街を埋め尽くす戦争反対の決起が必要だ。植木団地闘争は今日で9周年を迎えるが、高槻市と裁判所・国家による総力を挙げた団結破壊・解放運動つぶしの攻撃に階級的団結を求め絶対反対で闘い、様々な困難と向き合い今日まで団結を守りぬいたことが勝利だ。この力で富寿栄住民の決起を生み出し、戦争のための団結破壊・共同体破壊、生活破壊との闘いとして富寿栄団地建て替え=更地化との闘いを前進させ、戦争反対の先頭で闘う支部建設に向かって10年目を迎えることができた」と語り、意気高く「狭山闘争の爆発で岸田政権を倒そう!」「戦争反対・岸田打倒の先頭で闘う」と断言した。

特別アピールでは、改憲・戦争阻止!大行進関西代表代行の木下浩平さんが「イスラエルのパレスチナ人民虐殺に抗議する11波の行動をやり切って11月労働者集会の成功を勝ち取った。この戦争に対してどうするのかが一人一人の労働者に問われる中で11月集会は結集軸になった。帝国主義による戦争を阻止し、岸田政権を打倒するまでともに闘おう」と力強くアピールしました。
全国水平同盟西郡支部、崇仁・東三条支部、杉並支部から、それぞれの村の更地化攻撃との闘い、12月退官を前にした大野裁判長の再審棄却を許さず直ちに下山鑑定の事実調べを行わせ再審を開始させるために全力で闘うこと、地域の反戦行動の先頭に立つことなどが熱く語られました。
地域からの決意表明として、一貫して植木団地労働組合と連帯してきた関西生コン支部大阪Bブロック、高槻医療福祉労働組合の冨山玲子委員長、大坂北部ユニオン、奈良の仲間が連帯表明しました。
最後に、植木団地労働組合員と全水高槻支部からの決意表明があり、全国水平同盟の久原正子委員長のまとめと「団結がんばろう」。

富寿栄団地を通り、阪急富田駅近くまで荊冠(けいかん)旗や組合旗をはためかせてデモ行進を行いました。沿道から手を振る人、数人の子どもたちが「戦争反対!」とコールしながらついてくるなど、地熱が熱くなっているのを感じることができました。
(北摂労組交流センター 上園耕作)

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