歴史決する24年決戦へ 革共同中四国政治集会 労働者同志を先頭に
1月21日、広島市内で革共同中四国政治集会が開催され80人が参加した。
開会あいさつに立った中四国地方委員会議長の労働者同志は、「昨年、主要7カ国(G7)広島サミット粉砕闘争に立ち上がり、国家権力の総力をあげた弾圧体制を実力で粉砕して戦争絶対反対を貫き通し、8・6ヒロシマから10・7蜂起に連帯するガザ反戦デモを全力で闘い、11・19の勝利を切りひらいてきた。このことに確信を持って、今まさに始まろうとしている中国への侵略戦争に対し、内乱を準備する闘いを巻き起こそう」と訴えた。
それを受けて、秋月丈志書記長が基調報告を行った(要旨別掲)。
秋月書記長は、「帝国主義の危機が行き着くところまで行き着き、スターリン主義も行き詰まり、その危機と矛盾が中国侵略戦争―世界戦争となって爆発しようとしている。本当に革命そのものをやる以外にない情勢だ」と述べ、トランプ再選情勢に示されるアメリカ帝国主義の大没落の危機の深さと中国侵略戦争の不可避性について明らかにした。そして、日帝の参戦を内乱に転化する闘いこそ中国侵略戦争阻止の闘いの要であることを強調し、沖縄闘争を柱とする反戦・反基地闘争、動労千葉の3月ダイ改阻止決戦を先頭とする春闘決戦への総決起を呼びかけた。参加者全体が確信を深め、圧倒的な拍手で応えた。
前日の広島自治体労働者決起集会とデモをかちとった自治体の同志を先頭に、各産別の労働者同志が決意表明を行った。全同志が反戦闘争への転換的な総決起をかちとってきた自信と確信を深めている。「戦争と一体の廃線攻撃に地域全体を組織し闘う」(国鉄)、「今こそ反戦反核の先頭に立つ組合をつくる」(自治体)、「ミサイル避難訓練反対のデモに立ち上がる」(教労)、「大合理化と戦争に反対」(郵政)、「ガザ虐殺への怒りを燃やして闘う」(医療福祉)。
さらに愛媛と岡山の労働者が大行進運動を軸に反戦闘争を発展させるとアピール。広島の女性解放組織委員会の同志は、3・8国際婦人デー闘争を反戦で組織し、女性解放闘争の前進をかちとろうと提起した。
最後に、マルクス主義青年労働者同盟とマルクス主義学生同盟中核派・広大支部の同志が登壇。マル青の同志は職場・地域の怒りを組織し反戦闘争を爆発させ、青年の決起を生み出すことを鮮烈に宣言した。広大支部からは2学生が発言。新たに結集した同志は「10・7蜂起に応える帝国主義打倒の闘いこそ私たちの責務であり、そこに世界革命の展望があると実感した」と生き生きと語った。
中四国地方委員会は、1・1アピールの時代認識と路線で徹底的に武装し団結して、日帝の侵略戦争突入情勢を内乱に転化しプロレタリア革命を実現できる党への飛躍をかけて、猛然と新たな闘いに突入した。(革共同中四国地方委員会)
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