女性が反戦闘争の先頭に立つ 関西3・8国際婦人デー集会 暴処法弾圧粉砕へ決意
3月3日、大阪のPLP会館で「女性が先頭で改憲・戦争を止めよう! 戦争を革命へ」を掲げ、婦人民主クラブ全国協議会関西ブロックと関西労組交流センターの主催で3・8国際婦人デー集会を開催した。
基調報告は実行委員会を代表して豊中市職員組合の深町が行った。冒頭、中国侵略戦争阻止の大決戦に突入したことを明らかにし、内乱を組織して革命への闘いを爆発させる決意を述べた。また、2月28日に強行された8・6暴処法弾圧を弾劾し、5人の仲間の早期奪還に全力で取り組むと宣言。日本帝国主義がウクライナ戦争への参戦国化に突き進む中での「住民避難訓練」をはじめとする戦争攻撃を現場から阻止する闘いを提起した。
そして、岸田政権が打ち出した「異次元の少子化対策」は女性を子産み道具として戦争に動員する攻撃であることを暴露。戦時に激しく吹き荒れる差別・分断攻撃を労働組合の団結の問題としてはっきりさせ、反戦闘争を爆発させることの重要性を強調した。
その後、現場の闘いの報告と決意表明が続いた。高槻医療福祉労働組合の冨山玲子委員長は「命を守る立場の医療労働者が人を殺すために動員されているが、医療労働者の協力なしに戦争はできない。この春、組合はストライキに立つ」と宣言。自治労奈良市従業員労組の仲間は「戦争に反対し、セクハラ・パワハラと闘って勝利者として職場に復帰した。反転攻勢の闘いに決起する」と発言した。
さらに全国水平同盟の久原正子委員長、八尾北医療センター労組の仲間が闘いの決意を表明し、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の仲間、泉州住民の会の中川育子代表も発言に立った。日教組奈良市の仲間は、解雇・労働強化に対する団交での大衆の怒りの決起を報告し、3月27日の市役所包囲「春の嵐行動」とストで日教組をよみがえらせる展望を語った。最後に全学連の仲間が寮での女性差別との闘いを報告し、女性が政治と暴力を取り戻す闘いへの決意を述べた。まとめは婦民全国協関西ブロックの山本美知子代表が行った。
集会後、大注目の中で梅田まで元気よくデモを行った。(関西3・8実行委員会 深町加代子)
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