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弾薬庫を増設するな 京都 陸自祝園分屯地へデモ

雨をついてデモを決行(3月23日 京都府相楽郡精華町)

3月23日、全関西の仲間、京都大学の学生、地元住民が陸上自衛隊祝園(ほうその)分屯地のある京都府精華町に結集し、弾薬庫増設阻止を訴える祝園現地闘争がうち抜かれました。
JR祝園駅前の集会では、軍事基地(化)と闘う京都府職労舞鶴支部や泉州住民の会、改憲・戦争阻止!大行進大阪市の仲間が祝園の闘いへの力強い連帯を表明しました。また、反戦春闘に立つ日教組奈良市の組合員、8・6暴処法弾圧粉砕の先頭に立つ大阪の八尾北医療センター労組、全学連から次々と決意表明がなされ、しのつく雨にもかかわらず多くの人が足を止めて聞き入っていました。集会後には50人で町内をデモ。戦争反対・基地撤去の叫びをとどろかせました。
デモの後、参加者は祝園分屯地に移動し、抗議行動に入りました。「自衛隊兵士は侵略の銃をとるな! 革命の銃を握ろう!」との熱烈な訴えに、自衛官も心揺さぶられている様子でした。最後に申し入れで「地元の合意なく弾薬庫を増設するな!」「京都を中国侵略戦争の拠点にするな!」と要求し、弾劾のシュプレヒコールをたたきつけてこの日の行動を締めました。
2022年末の安保3文書改定に伴い、日本帝国主義・岸田政権は敵基地攻撃能力・継戦能力の保有のため、南西諸島の軍事拠点化と併せて全国の自衛隊基地の強化を狙っています。祝園では、24年度予算で102億円を計上して8棟の弾薬庫を新設し、陸自・海自の共同運用を行おうとしています。日本海側の海自舞鶴基地の強化(司令部の地下化・イージス艦へのトマホークミサイル搭載・弾薬庫増設など)と併せ、京都全体を中国侵略戦争の出撃拠点としていくものです。
私たち大行進京滋は、舞鶴に続く反戦・反基地闘争として、新たに祝園での闘いを開始することを決意しました。沖縄の不屈の闘いと連帯し、本土でも、基地を反戦闘争で包囲して実力で戦争を止めましょう。
(改憲・戦争阻止!大行進京滋 亀井陽慧)

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