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11月集会へ賛同人会議

弾圧うち破り6千人結集実現を

11・3全国労働者総決起集会/改憲・戦争阻止!1万人大行進に向けた第1回賛同人・賛同団体会議が6月1日、東京都内で開かれた。昨年の11月集会はデモ参加者を含め3千人の結集を実現した。今年はそれを倍する6千人結集へ、集会までの5カ月間を総力で闘うことを確認した。

全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の武谷新吾副委員長が、全国金属機械労組港合同昌一金属支部の闘いの現状を報告し、選別解雇を撤回させ那須電機鉄工に謝罪させるまで行動を続けると表明した。関生弾圧と8・6広島暴処法弾圧を粉砕しようと訴え、11月集会6千人結集へ各組織で具体的な目標を決め、オルグのプランを立てて実行しようと呼びかけた。
動労千葉の関道利委員長は、昌一金属支部への攻撃を許さず3労組陣形を守り抜く決意を示した。また、京葉線の快速減便やみどりの窓口の削減などでJRの攻撃が破綻し、国鉄闘争も新局面に入ったと述べた。
国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんは、中国侵略戦争が迫る中、朝鮮半島でもいつ戦火が勃発してもおかしくない状況にあることに警鐘を鳴らした。
改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は、新たに結びついた人々と時代の本質をつかむ議論を重ねて組織することの重要性を強調した。
国鉄闘争全国運動呼びかけ人の山本弘行さんは、世界各国の労働者が11月集会に参加する意向を示していると報告し、国際連帯の重要性を訴えた。

動労千葉の田中康宏前委員長が基調報告で、昨年の11月集会とその後の各職場のストライキは、11月集会陣形の重要性と発展の可能性を示したと総括した。だからこそ強まる昌一金属支部や関生支部への攻撃と8・6広島暴処法弾圧を打ち破った時、11月集会は歴史的な飛躍を実現できる。
田中前委員長は、4月10日の日米首脳会談で日米安保は中国侵略戦争を遂行する軍事同盟に大転換したと提起した。ガザ大虐殺に対して燃え上がる全世界の反戦闘争と連帯し、新たな安保・沖縄闘争を生み出して中国侵略戦争を絶対に阻止しなければならない。
24春闘を機に国力の一切を戦争に動員する攻撃は全面化した。新自由主義攻撃は社会を総崩壊させたが、支配階級はその危機を戦争で突破する以外にない。同時に、労働基準法などの労働法制を全面改悪する攻撃も始まった。田中前委員長は、この攻撃と対決し、11月集会6千人結集を必ず実現しようと力説した。

一陽会労組や多摩連帯ユニオン根岸病院分会、JAM日本機械工業労組などストに立った労組が討論をリードし、「反戦デモとストの好循環をつくることに組織化の鍵がある」と確信も固く訴えた。会議は6・9反戦集会と8・6広島を全力で闘い、その一切を11月に集約すると確認した。

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