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関西生コン支部支援東京の会総会 「スト決起が最大の反撃」

関生弾圧粉砕へ発信強化を

「労組つぶしをやめろ」「戦争反対」を訴え神田の街を意気高くデモ(6月2日 東京都千代田区)

「関西生コン労働組合の弾圧を許さない東京の会(関生支援東京の会)」は6月2日、東京しごとセンターで第5回総会を開き、110人が結集した。

冒頭、労働者の権利を守って闘う労組への攻撃として関生弾圧を的確に捉えた毎日放送のテレビ番組「労組と弾圧―関西生コン事件を考える」が流された。同日には東京新聞も関生弾圧の特集記事を掲載した。関生支部の反転攻勢は、弾圧を無視してきたマスコミの姿勢も転換させている。

東京の会代表でJAM日本機械工業労組委員長の山口弘宣さんが主催者あいさつで、関生支部との連帯を貫くことが、連合支配を食い破って自身の組合を強くすると力説した。
動労千葉の中村仁副委員長は、関生支部や港合同昌一金属支部への攻撃と全力で闘うとともに、国鉄1047名解雇を撤回させる決意を示した。
「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会」からの連帯メッセージが紹介された。
関生支部の武谷新吾副委員長は、全刑事事件で無罪獲得へ闘うとともに、産業別労働組合として中小企業の労働者を組織して戦争を止めると表明した。また、昌一金属支部への攻撃と8・6広島暴処法弾圧を打ち破ろうと訴え、11・3労働者集会6千人結集へ全力決起を呼びかけた。

関生弁護団の中井雅人弁護士が講演し、関生支部が起こした訴訟について報告した。生コン労働者の運賃引き上げを求めて2017年12月に行われた関生支部のストライキの直後から、大阪広域生コン協組幹部と意を通じたネット右翼による関生支部への悪宣伝が開始され、労組を横断してつくられた関西生コン関連労組連合会の確認を裏切って、建交労や生コン産業労組も悪宣伝に手を染めた。これらを名誉棄損として損害賠償を求めた裁判で関生支部は勝訴したが、いったん流布された悪宣伝を覆すためには敵に負けない発信が必要だと、中井弁護士は強調した。
多摩連帯ユニオン根岸病院分会の徳永健生さんがスト報告で、各地でストに立つことが弾圧への最大の反撃だという関生支部の訴えに応えきったと発言した。
経過報告を行った吉本伸幸事務局長は、自身に対する65歳雇い止め攻撃を粉砕し、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会を東京での生コン労働運動の拠点にする決意を示した。
一陽会労組の坪井静委員長がスト報告をし、藤田正人弁護士が8・6広島暴処法弾圧粉砕を訴えた。
金元重さんが総会をまとめ、弾圧の本質を暴く宣伝を強め、さらに運動を広げようと呼びかけた。

総会後は、弾圧粉砕と戦争反対を訴えるデモが神田の街を貫いて行われた。

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