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改悪入管法施行に怒り 国会を周回し抗議

難民認定率がわずか2%の「難民鎖国」日本で難民申請3回以上から強制送還を可能にする極悪の改悪入管法施行に「あきらめないぞ!」と誓い合った(6月10日 東京都千代田区)

昨年6月9日に強行採決された改悪入管法が全面施行された6月10日、国会正門前に「難民を強制送還するな!」「難民も移民も市民だ!」と怒る人々が続々と集まった。この行動は、国会前で毎週水曜日に入管法改悪反対のシットインを続けてきた「がんばれないけどあきらめない連合」が呼びかけた。
仮放免者を始めとする外国人も駆けつけ、国会を周回しながら極悪入管法に抗議の声を上げた。正門前まで一周し、200人ほどに増えた参加者は、最後に、これからが改悪入管法との闘いの本番だと怒りの拳を突き上げた。
この日早速、東京入管では、仮放免の更新に出向いた難民申請者たちに「送還に関するお知らせ」などというプリントが手渡され、入管職員が「難民申請が3回以上の場合、法律に基づき、強制送還することができる」などと脅したのだ。
さらに6月13日、永住権はく奪を狙う入管法改悪案が参院法務委員会で採決された。これは、中国侵略戦争を決断した岸田政権による予防反革命だ。私たちの回答は、戦時入管体制粉砕であり、日本での階級的な反戦闘争の大爆発だ。

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