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7・9新宿デモ 岸田のNATO会議出席弾劾

岸田のNATO首脳会議出席を弾劾し、核戦争阻止を訴えデモ(7月9日 新宿区)

 改憲・戦争阻止!大行進東京が7月9日夜、岸田のNATO首脳会議出席を弾劾し、200人で新宿反戦デモを打ち抜いた。
 「岸田は、核戦争同盟を公言するNATOと共に『中国を打ち負かす』戦争をやろうとしている。許せない」。JR新宿駅東口前で全学連の神野豊典副委員長が、右翼の妨害をものともせず、この日の行動の意義を訴えた。さらに沖縄少女暴行事件を弾劾。都知事選で誰も反戦を訴えない中で「私たちこそが声を上げよう」と強調し、8・6広島への決起を呼びかけた。
 動労千葉の川崎昌浩執行委員は、戦時下の労組破壊攻撃に反撃し、港合同昌一金属支部、関西地区生コン支部、動労千葉の団結を守り抜く固い意思を示した。
 戦争にも、ガザ大虐殺にも、沖縄少女暴行事件にも何一つ反対しない都知事選への怒りも次々と表明された。大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は「この街頭にこそ闘いがある。肩を組み戦争に反対しよう」と呼びかけ、婦人民主クラブ全国協は「基地と戦争がある限り事件は繰り返される。何度でも立ち上がろう」とアピール。自治体の青年労働者は「実力行動で社会を変えよう」と訴え、洞口朋子杉並区議は「沖縄『返還』後もどれだけ女性への暴行事件が繰り返されたか。もう黙っていられない」と声を張り上げた。
 全学連の核戦争阻止の熱い訴えを受け、新宿駅一周のデモに出発。「安保粉砕・基地撤去」「戦争反対・岸田打倒」「パレスチナ連帯・虐殺やめろ」のコールが響き、道行く人々が手を振りデモに合流。岸田への怒りが解き放たれた。

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