那覇・国際通りを怒りのデモ　沖縄

日米合同軍事演習と米兵による少女暴行事件を徹底弾劾し国際通りをデモ（７月28日　那覇市）

改憲・戦争阻止！大行進沖縄は７月28日、「米兵による少女暴行を許さない！レゾリュート・ドラゴン反対！日米２プラス２を粉砕しよう！」の怒りのデモを那覇・国際通りでやりぬきました。
日米合同軍事演習「レゾリュート・ドラゴン24」は過去最大の８９００人を動員し、沖縄の陸自ミサイル連隊が初めて全面投入されました。まさに沖縄は「台湾有事」＝中国侵略戦争の「最大拠点」とされているのです。
デモに先立つ「８・６ヒロシマ学習会」では、平和公園封鎖という前代未聞の暴挙を労働者市民の実力行動で打ち破ろうと提起。広島への原爆投下の実相や、「拡大抑止」と呼ばれる核戦略を解説し、８・６ヒロシマ大行動に総決起することを強固に確認しました。
平和公園封鎖に関する特別報告に立った青年労働者も、核に対する怒りを込めて圧巻の提起をしました。最後に労働者の仲間が行動方針を提起し、デモに出発しました。
デモ隊の半数近くは女性で、初参加の女性も堂々とデモをやりぬきました。米兵による少女暴行事件とその隠蔽（いんぺい）への沖縄県民の怒りは大きく、右翼もこの怒りに圧倒されていました。
８・６ヒロシマへ、沖縄は闘いぬく決意です。（改憲・戦争阻止！大行進沖縄　赤嶺知晃）

日出生台演習場で抗議行動　九州

日出生台演習場に日米４千人が集結しオスプレイも投入した大演習に怒りの声を上げる（７月27日　大分県）

「レゾリュート・ドラゴン24」開始前日の７月27日、大分県日出生台（ひじゅうだい）演習場ゲート前で行われた抗議行動に改憲・戦争阻止！大行進九州も参加しました。
同演習では日出生台演習場だけでも４千人が集結し、昨年11月に墜落した米軍機オスプレイも事故後初めて本格投入されました。日出生台にほど近い湯布院駐屯地も長距離ミサイル基地とされ、沖縄の連隊と一体で運用される拠点となっています。それは、沖縄・九州の労働者民衆を文字通り「地獄絵図」の戦場にたたき込むものです。
沖縄だけでなく福岡・長崎・山口・神奈川などでも、米兵による性暴力が隠蔽されていたことが発覚しました。軍隊は決して住民を守りません。
28日には、長崎市でレゾリュート・ドラゴン—日米２プラス２粉砕を訴えました。８・６ヒロシマ—８・９ナガサキの大結集から反戦・反基地闘争の大高揚を切り開きましょう。（改憲・戦争阻止！大行進九州事務局　山本進）