九州国鉄集会 1047名控訴審勝利へ 「1千人で高裁包囲を」
2月16日、福岡市内で、国鉄九州動力車労働組合の呼びかける「中国侵略戦争阻止!トランプ反革命粉砕!石破政権打倒!国鉄1047名解雇撤回!闘う労働組合を甦(よみがえ)らせよう!2・16九州国鉄集会」が開催されました。
福岡県労働組合交流センターの柴田利博代表が基調報告を提起しました。第2次トランプ政権登場、日本帝国主義・石破政権の大軍拡で中国侵略戦争情勢が急加速する中、「戦争を止める展望は非常戒厳=軍事クーデターを粉砕した韓国・民主労総のような闘う労働組合を日本において登場させること」「国鉄分割・民営化に絶対反対を貫き、民主労総との20年に及ぶ連帯を構築してきた動労千葉と11月労働者集会運動の地平に誇りを持ち、労働運動の復権を絶対にかちとろう」と訴えました。そして、連合を打ち破る11月集会運動、改憲・戦争阻止!大行進運動の前進を実現しようと熱烈に呼びかけました。
基調報告に続き、国鉄1047名解雇当該として動労総連合九州の羽廣憲委員長が「今こそ国鉄1047名解雇撤回を」と題した特別報告を行いました。「分割・民営化攻撃は解雇の脅しで労働者の生殺与奪を握り、屈服を迫る攻撃。闘いは困難を極め、主流派だった勢力はほとんど屈服していった」と振り返り、「しかし、自分も含め現場労働者は1千人を超えて絶対反対を貫き解雇された。それ自体が敵の想像を超えた決起であり、民営化の破綻を強制している」「原点を貫く限り、われわれは絶対に負けない」と、確信をもって提起しました。
続いて、各参加者から自らの現場で闘う仲間を組織する決意が表明され、1047名解雇撤回裁判控訴審勝利、東京高裁を包囲する1千人大結集へ攻め上っていくことを共同の誓いとして確認し、集会を貫徹しました。(福岡県労組交流センター・山本進)
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