労働者同志と固く結びつき石田一派粉砕!日帝打倒へ
マルクス主義学生同盟・中核派
まず冒頭、学生戦線指導者・石田真弓(元中央学生組織委員会議長)による性加害を許してしまったこと、そしてその加害への自己批判を拒否し、被害者に告発を「撤回」させ党破壊を企(たくら)んだ石田とその取り巻きどもという最悪の女性差別集団を学生戦線内部から生み出してしまったことを、全党の同志と全国の労働者・学生・人民、共闘諸団体のみなさんに深くお詫(わ)びします。
われわれマル学同中核派は、差別が極限まで激化する「戦争か革命か」の時代に、反革命私兵集団・石田一派を徹底的に打倒し抜き、革命的女性解放闘争を闘う主体として自らを再確立し、中国侵略戦争阻止、日本帝国主義打倒の内乱的闘いへ驀進(ばくしん)することをここに誓います。
石田延命のため性加害を擁護
石田一派の本質は「石田の性加害の擁護」であり、石田の延命だ。政治局の一員として34全総で革命的女性解放闘争の路線を提起した石田は、自らのこれまでの性加害が告発・糾弾されるや、全党の怒りが自らに向けられることに恐れおののいた。石田自身が「除名もやむなし」とまで言っていたにもかかわらず、35全総を目前に告発者に接触して告発を「撤回」させ、さらに中央学生組織委員会(SOB)メンバーを私兵化した。
35全総当日、石田一派は「性加害の事実を石田本人は認めているが、告発者が告発を撤回しているのだから石田処分(=全役職解任と自己批判への専念)はおかしい。石田を処分した政治局の方こそ全員辞任せよ」などという倒錯した政治局打倒文書を配布し、35全総で石田への処分をひっくり返そうと画策した。しかし、長年にわたり女性同志への性暴力を隠蔽(いんぺい)し、被害者を抑圧してきた党のあり方を真摯(しんし)に見据え、革共同の自己変革のために格闘してきた全国の同志(とりわけ女性同志)たちに、そんなものは通用しなかった。35全総の開催・議事を妨害し、党破壊の場にしようとした極悪の反革命・石田一派の私兵どもは、女性の労働者同志たちを先頭とした怒りの総決起で、一人残らず前進社=革命党本部から叩(たた)き出された。
うそとごまかしで学生を「組織」
前進社からみじめに叩き出された石田一派は、そこでようやく全国のマル学同メンバーと連絡を始めた。「地区党などから連絡が来ても応じないで」などとあからさまな「組織指導系列の濫用(らんよう)」をした上で、35全総の場で配布した前述の倒錯した文書だけを見せ、「(マル学同メンバー含め)学生は全員除名された(→実際に除名されたのは石田だけだ)」「性加害の実態をつづった文書を全党にばらまかれた(→実際は35全総に責任をとる指導部会議で回覧されたのみだ)」など、うそ・ごまかし・印象操作を交えながら「女性差別者集団である政治局につくか」「石田一派につくか」を学生党員に迫った。まさに詐欺師のやり口だ。
さらに、35全総後に9・11~12全学連大会へ学生を組織化する過程では、「大会で会って話せば分かる」という態度で真実を学生大衆から隠し、だまし討ち的な組織化を進めていた。しかも、全学連大会では加害者である石田の名前すら伏せられ、「自己批判」中のはずの石田が平然と出席する中で「政治局打倒」が提起されるという異常なあり方だった。
また、大会日程を急きょ変更して設定された2日目の「マル学同総会」なるものでは、今回の反革命「蜂起」に批判的なマル学同メンバーは事前に排除され、その後も組織内で石田一派を批判する学生党員は「スパイ」扱いされるなど、石田一派の組織規律は崩壊状態だ。これこそ本当の「スターリン主義的」組織運営だ。
極めつきは、35全総で配布された前述の政治局打倒文書の素案を執筆したのは、女性差別・性加害により「自己批判」中だったはずの石田その人だというから許しがたい。反革命「蜂起」前後に石田が陣頭指揮をとり、「〇〇を獲得せよ」「全学連大会議案の〇〇の部分に補足を入れろ」とあからさまな「指導行為」を行っていたことも確認されている。こんなふざけた話があるか! こんなやつらの主張する「女性解放闘争」のどこに正しさがあるのだ! 性加害者・石田の免罪のためだけに党を破壊する反革命集団=石田一派を、われわれは断じて許さない。
10・5―11・2に全国から結集を
石田一派による革命党破壊策動、また、全党とりわけ女性同志が血のにじむ思いで積み上げてきた革命的女性解放闘争の地平を解体しようとする策動は、その初動で完全粉砕された。その原動力は、関西で革命的女性解放闘争を闘ってきた女性同志たちであり、その闘いに獲得され党の自己変革の闘いを革命的共産主義者としての自己の変革をもかけて苦闘してきた全党の女性・青年・労働者同志たちだ。ここと固く結びつくことに、党の変革・飛躍、社会の根底的変革をかちとる展望がある。
全同志・全国学生に訴える。10・5渋谷反戦闘争を首都を揺るがす実力闘争として爆発させ、11・2労働者集会へ攻め上ろう。革命的女性解放闘争の解体を策動する反革命私兵集団・石田一派を完全に打倒し、米日帝の中国侵略戦争阻止―世界革命へ突き進もう。これがマル学同中核派の決意だ。
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