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10・5渋谷 白ヘル部隊150を先頭に

青年・女性・学生・労働者をはじめ多くの集会参加者がヘルメットをかぶり、戦闘的スクラムデモを貫徹。渋谷の街を埋める万余の人々の圧倒的な注目を集め、中国侵略戦争阻止の声をとどろかせた(10月5日 東京都渋谷区)

高市打倒掲げ反戦デモ

 改憲・戦争阻止!大行進主催の10・5全国集会が10月5日、東京・青山公園で闘われ、800人が結集した。米帝=イスラエルのパレスチナ抹殺攻撃と、それを支える日本帝国主義・高市早苗自民党新総裁に対して怒りを爆発させ、中国侵略戦争阻止の決意みなぎる集会となった。「革命的女性解放闘争を投げ捨て運動の破壊者へと転落した石田真弓とその擁護者を打倒し尽くす」との大行進声明を全体で確認し、11・2労働者集会への総決起を誓い合った。
 集会後、渋谷へデモが出発。先頭は150人の白ヘルメット部隊だ。渋谷駅前のスクランブル交差点にスクラムを組み実力デモを闘う白ヘル部隊が姿を現すと、沿道を埋め尽くす人々がどよめき、感動に包まれた。続々飛び入りも!

 集会は、大行進呼びかけ人の洞口朋子杉並区議の司会者あいさつで始まり、主催者を代表して高山俊吉弁護士が「戦争を内乱の状態にし、根底から新しい社会をつくろう」と訴えた。
 大行進事務局長の本山隆介さんが基調報告に立ち、「日本帝国主義は政権支配の危機から極右の高市政権を生み出す以外になくなった」と指摘、この時に大行進運動から脱落し、運動の破壊者に転落した石田グループを怒りを込めて断罪した。またトランプが主導するガザ「和平案」は、パレスチナ民族解放闘争の最後的な解体攻撃だとし、「米帝の最大の同盟国、日帝を打倒することこそがパレスチナ連帯だ」と呼びかけた。「トランプが来日し、高市と日米首脳会談が開かれるなど10月は歴史を決する決戦だ。11・2大結集へ闘い抜こう」と訴えた。

石田反革命グループと決別して10・5全国集会に結集した学生を先頭にシュプレヒコール(10月5日 東京都港区)

中国侵略戦争―世界戦争に突き進む米日帝国主義打倒へ決意をみなぎらせ拳を上げた
(10月5日 東京都港区)

 婦人民主クラブ全国協議会の川添望事務局長は「マルクス主義の女性解放闘争論に立ち帝国主義を打倒する」と宣言し、大行進東京から一陽会労働組合の坪井静委員長が「女性たちの根源的な怒りを呼び起こす革命的女性解放闘争をさらに前進させよう」と発言。学生が戦闘的デモを呼びかけカンパアピールを行い、動労千葉の関道利委員長が、国鉄闘争が戦争に突き進む国家権力を打ち破る闘いであることをはっきりさせ、「階級的労働運動をよみがえらせ11・2労働者集会の大結集を」と訴えた。三里塚反対同盟の伊藤信晴さんは、市東孝雄さんの南台農地死守・成田空港機能強化粉砕・高市打倒へ10・12全国集会参加を呼びかけた。

石田反革命許さず

 大行進関西の女性労働者が、関西での革命的女性解放闘争を目指した闘いの敵対者として現れたのが石田であり、帝国主義の側への完全な移行だと弾劾した。続いて青年労働者も、「われわれの闘いを絶対に後退させない。差別・排外主義を打ち破り、自国政府打倒の実力闘争をやろう」と力を込めて表明した。

第2梯団のデモ隊列。動労千葉、三里塚反対同盟、大行進呼びかけ人の高山弁護士らを先頭に高市打倒を訴え渋谷に向かった

 大行進沖縄の労働者2人が、軍事演習反対と女性解放を闘ってきたと報告し、米軍の女性暴行を許さないと断言。埼玉の女性労働者が全国労組交流センター女性部こそが11月集会6千人結集の責任を取ると語り、動労総連合水戸の照沼靖功委員長が青年・女性が闘いの先頭に立つと宣言した。最後に学生が石田グループの大行進への敵対を徹底弾劾し、「革命的女性解放闘争に敵対する石田グループを粉砕し、帝国主義を打倒しよう」と訴えた。

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