10・7蜂起2年 イスラエル大使館に迫る
大虐殺に抗議し実力決起
パレスチナ人民の2023年10・7蜂起から2年目の10月7日、改憲・戦争阻止!大行進の呼びかけで、イスラエル大使館へ怒りの抗議闘争が闘われた。
午後6時過ぎ、地下鉄麹町駅付近に学生・労働者・市民が集まった。参加者は主催者の合図で一斉にバス通りを横断し、イスラエル大使館へ抗議に向かった。ところが、大使館に通じる道は警察がバリケードで封鎖し、警官隊が立ちはだかっている。参加者は口々に「道を開けろ」「抗議行動を妨害するな!」と叫んだ。そして、シュプレヒコールを上げ、「イスラエルと米―G7は大虐殺やめろ」などのボードを高く掲げて抗議行動を展開した。隊列はどんどん膨らみ150人が参加した。
行く手を阻む警官隊にデモ隊の怒りが爆発し、激しくぶつかり合った。激突のさなかにも学生がマイクを握り、「大虐殺を絶対に許さない。イスラエルを支援する米日帝国主義を許さない。パレスチナ人民の解放闘争と固く連帯し、帝国主義打倒へ闘おう」と怒りと決意を込めて訴えた。
勤務を終えて駆け付けた女性労働者は、「命を燃やし、血を流して帝国主義打倒のために闘おう」と怒りに震えて訴えた。パレスチナ人民の苦闘を思い、みんな汗まみれになり、眼鏡を飛ばされ衣服を破かれながらも必死に闘った。
1時間にわたる行動の締めくくりに主催者が発言し「パレスチナと連帯する闘いを断固やりぬいた。10月末のトランプ訪日と闘い、11・2労働者集会へ進撃しよう。中国侵略戦争阻止!極右高市政権打倒へ全力で闘おう」と呼びかけた。
大阪米領事館抗議
関西では大阪市のアメリカ領事館への抗議行動が取り組まれた。改憲・戦争阻止!大行進関西の呼びかけで40人が結集した。
米帝・イスラエルによるガザ大虐殺と、新たな植民地支配を狙うトランプのペテン的「和平案」を徹底弾劾するとともに、帝国主義の全体重をかけた無差別大虐殺に屈することなく、不屈に闘いぬかれているパレスチナ人民の民族解放闘争に何としても応えようと、自国帝国主義打倒・極右高市即時打倒を闘う決意が参加者から訴えられた。
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