動労連帯高崎 雇い止め通告粉砕へ 総決起集会で反撃に
国鉄闘争は階級的労働運動の復権をかけたさらに激しい攻防に入った。
JR東日本の子会社・高崎鉄道サービス(TTS)は1月27日、動労連帯高崎の木村洋一書記長に今年3月末での雇い止めを通告した。動労連帯高崎は動労総連合の一員として中国侵略戦争阻止を第一の任務に掲げて反戦闘争の先頭に立ち、JRの子会社で非正規職撤廃の闘いを貫いてきた。JRとTTSはそれを憎悪し、雇い止め解雇に踏み込んできたのだ。これは高市の解散総選挙と一体の戦時体制づくりの攻撃だ。国鉄闘争は1047名解雇撤回裁判で歴史的勝利への突破口を開いたが、動労総連合の解体を許さない力勝負の激突も始まったのだ。
動労連帯高崎は2月1日夕方、熊谷市立商工会館で「木村書記長の雇い止め粉砕!総決起集会」を開き、反撃に立った。まず鈴木喜平委員長が、自身も2019年に雇い止めを通告されたが、ストライキでそれを撤回させ、無期雇用への転換も実現した勝利の経験を語り、今回の攻撃も必ず打ち破ると決意を示した。
熊谷地区労、埼玉労組交流センターの連帯あいさつに続き、木村書記長が思いを語った。TTS熊谷事業所で清掃業務に携わる木村書記長は、雇い止め通告の数日前、無人運転されていた自動床洗浄機が駅コンコースの真ん中で停止し、作業者が誰もいないまま放置されていたことの危険性を指摘した。今回の攻撃は安全問題を追及する動労連帯高崎への敵意によるものだと木村書記長は弾劾した。
また、雇い止めについてTTS熊谷事業所長が「省人化のためだ」「業務に必要な人員は確保しているから、あなたとは契約更新しない」と言い放ったことを暴いた。だが、現場は明らかに人員不足だ。TTS籠原事業所では、これまで3人1組でしていた仕事を2人1組でやらせる攻撃がかけられている。雇い止めには何の正当性もない。
さいたまユニオンや改憲・戦争阻止!大行進埼玉、婦人民主クラブ全国協埼玉支部など全参加者が発言し、この攻撃を資本の墓穴に転じる闘志をみなぎらせた。集会をまとめた鈴木委員長が「JRから天下り、この攻撃を画策したTTS幹部を打倒しなければ気持ちが収まらない」と怒りを燃やし、雇い止め撤回へ決戦態勢を打ち固めた。
集会に先立ち、昼には熊谷駅北口で街頭宣伝が行われ、直近の熊谷事業所に怒りをたたきつけた。午後には動労連帯高崎の第42回定期総会が開かれ、雇い止め撤回の闘い、大幅賃上げ獲得・非正規職撤廃に向けた春闘スト、中国侵略戦争阻止の反戦闘争、地域共闘の強化を柱とした運動方針を採択、スト権を確立して万全の闘争陣形を整えた。

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