米など全世界で一斉行動 「パレスチナ解放まで闘う」
日本での10・7蜂起1年闘争は、イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区ラマラ市で闘われたデモをはじめ、全世界を覆った行動の一環として闘い抜かれた。
「虐殺の1年、抵抗の1年」を掲げる国際行動日として設定された10月5日を前後し、アメリカでは全国80都市以上でデモ。ニューヨークではパレスチナ人団体の「10月7日、ガザと共に立とう」「仕事や学校を休み、街頭に出て行動しよう」との呼びかけに応えて数千人が街頭でパレスチナ解放を叫んだ。不屈の闘いが続くコロンビア大では、当局や警察権力、シオニスト団体と対決し「パレスチナ解放まで闘い続けよう」「パレスチナ人は単なる被害者ではない」「解決策はただ一つ、インティファーダ革命だ」と訴えて集会とデモがかちとられた。
「パレスチナの正義のための全国学生連盟」は7日からの1週間を「怒りの週」とし、全国の大学でのストライキやキャンパスでの行動を予定している。
ロンドンでは5日、約4万人がイスラエルへの武器供与をやめろとデモ。ベルリンでも「反ユダヤ主義」キャンペーンを突破して連日のデモが闘われ、ローマではデモ禁止攻撃を打ち破って約6千人が警察権力と対決した。フランス全土でも数千人がデモに出た。
他にもイエメン、カナダ、オーストラリア、南アフリカ、インドネシアなど地球上のあらゆる場所でパレスチナ解放の声が響いた。闘いはこれからだ。
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