呉港の特定利用やめろ 大行進・呉(準)、国と市に申し入れ 「複合防衛拠点」化許さぬ
政府が呉港を「特定利用空港・港湾」に追加指定する動きに対し、改憲・戦争阻止!大行進呉準備会と8・6ヒロシマ大行動実行委員会は6月4日に広島市内の防衛省中国四国防衛局と国土交通省中国地方整備局港湾空港部に、そして翌5日に呉市に対し、抗議・申し入れを行いました。
5月8日に政府の担当者が呉市長を訪れ、呉港を追加指定したいとの意向を表明しました。呉港の特定利用港指定は、海上自衛隊呉基地に隣接する市中心部だけでなく、米陸軍秋月弾薬廠(しょう)の弾薬庫のある広地区の民間港なども含みます。
呉基地と一体化して日本製鉄呉地区跡地に「多機能な複合防衛拠点」=軍需工場を含む一大軍事拠点建設が狙われる中、この攻撃は自衛隊と米軍が呉基地と呉港を中国侵略戦争のためにフル活用する攻撃そのものです。米軍の遠征前進基地作戦(EABO)と一体の海上輸送群の司令部が海自呉基地に置かれ、また呉港からは沖縄へのコンテナ船が週1便定期運航されています。沖縄を前線とする中国侵略戦争への動きが軍民一体で進んでいるのです。
5日の呉市への申し入れでは地元・呉からの参加者が次々と発言しました。父親が戦艦大和の乗組員だった女性は、命からがら生き残った父親から聞いた話を紹介し、「特定利用港への指定は、私たちに死ねということ」と抗議しました。別の女性は、呉港の沖合で進む弾薬庫の強化に「恐怖を感じる」と語り、青年は「今、呉近辺で事故を起こしているのは海上自衛隊だけ」「(特定利用港指定で)事故だらけになる。許せない」と、怒りをたたきつけました。
対応した市職員は「まだ何も決まっていない」と、「複合防衛拠点」構想を受け入れていく過程と同じ答弁を繰り返すだけでした。
最後に、呉港の特定利用港指定を絶対に許さず、反戦デモで日帝・高市を打倒し、中国侵略戦争を止める決意を表明して、連日の申し入れ行動を終えました。
(改憲・戦争阻止!大行進呉準備会 高橋一樹)

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