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労組交流センター 11・1-22へ反戦集会

労働運動の再生・復権へ決意

意気高く団結ガンバロー三唱(10月12日 東京都台東区)

10月12日、全国労組交流センターと東京労組交流センターの共催で労働者反戦集会を開催した。会場は11・1全国労働者総決起集会を行うのと同じ浅草にある台東区民会館だ。中国侵略戦争―世界戦争絶対阻止!11・1労働者集会と11・22全国反戦闘争への大結集をかちとる決意に会場はあふれた。(発言要旨別掲)

開会あいさつに立った東京交流センターの山口弘宣代表は「階級闘争の原動力は、被抑圧民族への搾取と虐殺を行い、労働者人民を抑圧する帝国主義への怒りだ」と喝破し、「交流センターは、これまでの殻を破り、動労千葉とともに帝国主義と対決する労働運動をつくろう」と訴えた。全国交流センターの田中康宏代表は「中国侵略戦争が始まっている情勢に本当の意味で闘える運動体に生まれ変わる決意をしたい」と提起。動労千葉が国鉄分割・民営化反対闘争でつくり出した階級的労働運動の具体的姿を原型にして、戦前の労働運動が産業報国会になり果て、戦後も産別会議、総評が乗り越えられなかった歴史を覆し、連合支配を打ち破り、労働運動をつくり変える挑戦に踏み出そうと熱烈に訴えた。

動労千葉の関道利委員長は「労働組合の第一の任務は反戦闘争」と題した講演で、1985年10・20三里塚闘争で機動隊と激突する学生・青年の姿に触れたことが、労働組合に深く関わる契機になったと感慨を込めて語り、「反戦闘争を大きくつくり上げることと、職場から戦争を阻止することが結びつかなければ本当に戦争を阻止することはできない」と訴えて、初参加者も含めて11・1への大結集を何としても実現しようと士気が大いに高まった。

基調報告で、東京交流センターの大木勇次事務局長が沖縄米兵による女性殺害を「米日帝国主義の安保体制と中国侵略戦争こそが引き起こした」と徹底弾劾。獄死攻撃と真っ向から対決する大坂正明さんのメッセージを引いて「星野・大坂精神で渋谷暴動闘争を超える大反戦闘争を組織しよう」と11・1への「3週間決戦」の方針を提起した。
千葉、神奈川の交流センターが運動の変革をかけて組織戦を闘う決意を表明。全国交流センター女性部長の石田訓子さんは10・24吉祥寺反戦集会・デモへ女性の怒りの結集を呼びかけた。埼玉交流センターのカンパアピールに10万円を超えるカンパが集まった。飯田英貴事務局長は「改憲が具体的に始まった時に自治労本部が改憲反対の旗を降ろしたことを絶対に許してはならない。祖国防衛戦争に賛成する連合を打倒し、われわれ自身の力で中国侵略戦争阻止の大デモとストライキをつくり出そう」とまとめ、浅草駅周辺を一周するデモへ出発した。

集会後の浅草デモには外国人労働者をはじめとして多くの人民が合流、声援を送り、反戦の意思をともに表した

雷門前で外国人労働者らがボードを次々受け取り、デモに合流。隊列は250人以上に膨れ上がった。11・1はこれを何倍にもする集会と大デモを実現しよう。その力をさらに倍加させ、11・22首相官邸への実力デモでトランプ・高市を打倒しよう!(東京労組交流センター・川原成雄)

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発言要旨

帝国主義に対し根底的な怒りを  東京労組交流センター代表 山口弘宣さん

中国侵略戦争は緊迫し、交流センターの歴史的決起の時代が到来しました。
そのためにわれわれは帝国主義への怒りを持たなければいけない。大坂裁判での即日結審への怒りです。在沖米兵による女性殺害への怒り、米軍基地がある限り続く陵辱とそれを擁護する日帝への怒りです。昨日の三里塚集会で表明された、再びの強制収用攻撃に対する怒りです。米帝によるイランやパレスチナ人民への虐殺に対する怒りです。資本と一体化し産業報国会と化した連合や全労連に対する怒りです。交流センター内でさえ起きた女性差別への怒りです。帝国主義イデオロギーに染まっている自分自身への怒りです。中国・アジア人民への血債にかけて反戦闘争に立とう。
決起を開始した労働者の怒りを抑圧する全勢力からの分岐を促進することが必要です。11・1浅草デモで労働者の怒りを爆発させ、11・22反戦闘争で労働者の総反乱を組織しましょう。

原点に立ち返り労働運動変革へ 全国労組交流センター代表 田中康宏さん

全国労組交流センターと東京労組交流センターの共催で労働者反戦集会を開催するのは初めてと言っていいと思います。全国労組交流センターは共同代表が深刻な女性差別事件を引き起こし、それを乗り越えるための必死の苦闘を経て、ようやくここまで来ました。中国侵略戦争が現実に始まっている情勢と本当に闘える運動体に生まれ変わる決意を込めて、今日の行動を呼びかけました。
どんなに困難でも日本の労働運動の中に階級的労働運動を自らの力で立ち上げるという、労組交流センター結成時の大義を忘れ、困難の前にそこから目をそらしていた。だからもう一度原点に返り再出発しよう。
今日の集会の直接の目的は、11・1労働者総決起集会を絶対に成功させ、それを通して11・22全国反戦闘争を成功させることにあります。11月集会運動と全国労組交流センターは何を目指してきたのか。
戦後の日本の労働運動は、戦後革命期の闘いを主導した産別会議が5年でつぶれた。総評は、労働者の怒りを体制内的に押しとどめる一方、一定の怒りをつくり出し革命的左翼の運動などもその中から生み出したという二つの面がありました。それは1989年の連合結成という形で帝国主義の攻撃に屈服した。11月集会運動が目指したものは、産別会議、総評、連合の全体をつくり変え、日本に階級的労働運動と呼べるものをつくり出そうということです。それを初代代表の中野洋さんは「壮大な挑戦」と表現しました。
1989年に日本の労働運動はいったん敗北した。われわれもその一角にいたわけです。しかしわれわれは動労千葉に全体の力を結集し、国鉄分割・民営化反対闘争で国家権力と真正面から立ち向かって団結を守り抜いた。日本の労働運動に初めて階級的労働運動の具体的姿を示すことができた。だからこの原点に立って敗北を乗り越えようというのが11月集会運動、労組交流センターの原点です。
11月3日のアメリカの中間選挙では、トランプがクーデターを起こしかねない。日本では高市政権が安保3文書を改定し、来春には改憲を発議する。この状況で見据えなければならないのは、かつて日本の労働運動が産業報国会になっていった歴史です。戦前も数々の大争議があったけれど全部惨敗して産業報国会になった。それを今の時代にどう乗り越えるのか真剣に考えなければいけない。
帝国主義を打倒する力は労働者階級以外にない。ならば階級的労働運動をつくらなければいけない。日本の労働運動は分水嶺(ぶんすいれい)に立っています。高市は中国侵略戦争を遂行するために改憲に踏み切りました。憲法は戦後民主主義の産物で乗り越えるべきものです。しかし戦後の日本の階級闘争、労働運動は憲法をめぐり熾烈(しれつ)に闘われてきた歴史だったことも事実です。だから改憲に立ち向かい、この渦中でこそ労働運動の再生・復権をかちとらなければならない。その決意を込めて11・1集会と11・22闘争の大爆発をかちとりましょう。

講演(要旨):労組の第一の任務は反戦闘争 動労千葉委員長 関道利さん

動労千葉の中野洋元委員長は「反戦闘争を闘う労働運動」を提起していました。「自国の侵略戦争や侵略戦争策動に敏感に対応して闘わなければ労働運動として成り立たない、そういう方針を貫かなければ戦争に加担する側に労働組合がつくことになる」と提起しています。
私は2019年に動労千葉の委員長になりました。その大きなきっかけは1985年の10・20三里塚闘争です。機動隊とばんばんやり合う姿を見て、その本気度に触れ、「どうしてここまでできるんだ」と思ったんです。そこから委員長を引き受けるようになっていきました。
日本の労働者階級は根強い反戦意識を持っています。しかしウクライナ戦争以降は「抑止力が必要だ」とか「攻めてくる中国から日本を守れ」だとかがまかり通り、高市が改憲に手をつける状況になっている。これを規定しているのは連合です。自治労は大会で改憲阻止を降ろしました。連合は「安保と経済の好循環」により賃上げを実現しようとしています。労働者と資本家は「水と油」の関係で、政府のやることなど全部悪いに決まっているという労働者としてのものの見方が、連合のもとで解体されています。
反戦闘争を大きくつくり上げることと、職場から闘いに立つことが結びつかなければ、戦争は阻止できません。スペインでは住宅問題から数万人のデモになり、フランスでは教育の荒廃への高校生の抗議をきっかけに警察の暴力的弾圧と対決する45万人のデモに発展しています。そこでは戦闘的な労働組合が闘いを支え拡大する役割を果たしています。日本でも国会前で数万の青年や女性たちが怒りの声を上げているが、闘いを支え継続する力を与えるべき労働組合は、先ほど話したような現状です。私たちの手で連合を乗り越える階級的労働運動をつくり上げることが絶対に必要です。
11月集会が生み出した国際連帯を発展させ、国鉄闘争に勝利し、会場を満杯にして11・1集会を成功させたいと思います。

米兵の女性殺害徹底弾劾し闘う 全国労組交流センター女性部長 石田訓子さん

沖縄米兵による女性殺害事件を徹底弾劾し、全基地撤去、安保粉砕・日帝打倒へ決起しましょう。中国侵略戦争突入の中で起きたこの事件の元凶は帝国主義、トランプ・高市です。帝国主義を倒さない限り基地も性暴力もなくなりません。
天皇の軍隊は朝鮮・中国―アジアの女性を軍隊慰安婦にし陵辱しました。日帝足下の私たちは、血債にかけ、命をかけて自国帝国主義打倒の反戦闘争に立ちましょう。
女性部は労組交流センター内で起きた性暴力事件を告発・糾弾した女性たちに対して、ともに闘うのではなく抑圧する側に回りました。この間、自己批判的に討論を重ね、血債の思想を取り戻し、日帝打倒・プロレタリア革命へ労働者の決起をつくり出す運動と組織に変革してきました。この力で東西女性反戦集会・デモを行い、11・1―22闘争を実力で闘いましょう。星野さん、大坂さんが闘った渋谷暴動闘争を超える闘いを実現しましょう。

内乱起こす決意を労働者の決断に 全国労組交流センター事務局長 飯田英貴さん

行動方針は一つです。11・1労働者集会の大結集をかちとることです。浅草公会堂を埋める結集を絶対につくり出しましょう。
改憲が日程に上った時に、自治労本部が改憲反対の旗を降ろしました。絶対に許してはなりません。一般的な戦争反対では祖国防衛戦争に賛成する立場に転落してしまう。私たち自身も半ばその道に足を踏み入れていた。その総括の中から、労働者階級の戦争に対する立場は、自国帝国主義打倒の内乱に向かって闘いを発展させることだと交流センターははっきりさせました。だからこそ私たち自身の手で数千、数万の反戦デモをつくり出し、全国各地で中国侵略戦争阻止のストライキをつくり出さなければならない。
今日の決意を職場、街頭で、労働者自身の決断にするために20日間を闘おう。

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