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三里塚第151回一斉行動―住民の怒り買う「共同宣言」

一斉行動出発を前に意思一致(2月15日 成田市天神峰)

三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は2月15日、151回目の空港周辺情宣一斉行動に立ち上がった。
冬の寒さが和らいだ朝、成田市天神峰の反対同盟会議室前に市東孝雄さん、萩原富夫さん、伊藤信晴さん、太郎良陽一さん、支援連の仲間が集まり、朝の意思一致を行った。
伊藤さんは、反対同盟ニュースで暴露した買収工作をとりあげ、NAAの用地買収が行き詰まる中、熊谷千葉県知事がその手先となって関連産業用地整備などで協力していることを弾劾した。
市東さんは、「いろいろなところで取り組みがあります。それぞれ頑張りましょう」と、当日、自分が三里塚・東京集会に参加することを念頭にあいさつした。これらの発言を受けて、それぞれの担当地域のビラまきに打って出た。
今回の反対同盟ニュース第146号は、「用地確保今なお2割が未買収/国・県・地元3市町首長抱き込み、地権者おどす『共同声明』弾劾」をテーマに、昨年12月24日成田滑走路新増設推進協議会が採択した「共同声明」の内実を暴露し、機能強化阻止へ共に声を上げることを訴えている。4面では「地域住民の声」の芝山町男性の意見を掲載した。その人が強調しているように、「共同声明では説明会を400回開いたことを自慢のように言っているが、空港会社は説明会で出た疑問や質問についてろくに答えない。『共生・共栄』をうたい文句にどれだけ説明会を開こうが、押し付けでしかない」ということだ。軒先まで工事を強行し、土地収用をちらつかせての用地買収交渉を弾劾しよう。

市東孝雄さん 伊藤信晴さん(上から)

ビラまきでは、総選挙を受け高市政権への危機感を訴える人と数多く出会った。ある高齢者は「高市政権になって、ますます戦争に近づいている。若い人が、これからの社会を作っていく。人が人らしく生きられる社会にするということが重要。若い人たちへの働きかけを頑張る」と語った。旧大栄町の住人は、「ここの地区でも右翼が街宣車で嫌がらせに来て、大騒ぎになったことがある。戦争反対をいうと右翼がひどい反応をする。反対を貫くことは大変なこともあるけど、一歩も退かない運動をすることだと思う」と、支援者を激励した。
空港周辺での造成工事に対する批判も出た。「今造っている航空宇宙関連や建設会社の工事用地も、飛行機が墜落したらどうするのか、騒音だけでもひどいのに」と。また、C滑走路工事による生態系の破壊も話になる。「飼っていたアヒルがイタチに殺されたが、今まで見たことのないイタチだった。C滑走路工事で切り崩された林にいたのがこっちにきた」と被害を語った。
C滑走路予定地内で反対する住民は、「空港会社で持ってきた宣伝物はあったが、いらないといった。だから『用地協力』の共同声明も知らない。自分は、部落の会合でも売らないと宣言している」と言い、「境界確認の測量はやらせたが、できたものはひどかったので怒った」「2割が未買収とは、そうだろう」と買収拒否の姿勢を強めた。
この日は3・29芝山現地闘争の呼びかけも行われ、いつも参加の人は快く応じた。3・29大結集への第一歩を印した。(A)

スケジュール
◎3・29芝山現地闘争 3月29日(日)午後1時開場 芝山文化センターホール 千葉県山武郡芝山町小池973 集会後デモ行進 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟

地権者に向け「400回も説明会を開いてやったんだから早く土地を明け渡せ」と要求する共同宣言を発表する、左から平山富子多古町長、小泉一成成田市長、熊谷俊人千葉県知事、藤井直樹NAA社長、宮澤康一国交省航空局長、麻生孝之芝山町長(12月24日)

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