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三里塚第152回一斉行動―トランプの戦争に住民の怒りの声

一斉行動出発を前に反対同盟会議室前で意思一致(3月15日 成田市天神峰)

三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連絡会議は3月15日、152回目の空港周辺情宣一斉行動に立ち上がった。午前8時半、芝山町白桝の伊藤信晴さんが反対同盟会議室前に集まった仲間に朝の意思一致を行った。
芝山町では現在、騒特法(特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法・制定から現在まで適用されたのは成田空港のみ)にもとづく都市計画で、「新たに移転してくる人のため」として、上下水道の整備が行われようとしている。だが、滑走路に挟まれた「谷間地域」などは対象外だ。伊藤さんは、芝山でずっと暮らしてきた住民をないがしろにする町政への怒りが高まっていることを報告した。さらに、60年前にも空港建設で人口も税収も増えるとバラ色の未来が描かれてきたが、今や「子育てができない」と若者が町を離れていく現状に空港建設そのものが間違っていたと語る住民の声を紹介した。
この日用意された反対同盟ニュース第147号は、目前に迫った3・29芝山現地闘争への参加を訴える内容だ。トランプの戦争拡大で世界的な航空需要の縮小が必至の中、米政府は日本全土の民間空港の自由な使用を要求している。ニュースでは、成田空港会社(NAA)が「今年度中にめど」と豪語していた用地確保について、2割弱が今なお「未契約」であることを紹介し、「第2の開港」粉砕への決起を呼びかけている。2~3面は、「米・イスラエルによるイラン軍事攻撃弾劾!」「長射程ミサイル配備をやめろ!」の記事。イランの国際空港や民間機が爆撃されていることを暴露し、日本がこの不正義の侵略戦争の出撃拠点になっている現実を徹底弾劾。ホルムズ海峡への自衛隊派兵も狙う高市打倒を訴える。
意思統一を終えた仲間は担当地域へと飛び出した。この日、空港周辺は雲一つない快晴。第3滑走路建設予定地ではクレーンなどの重機を使った工事が強行されている一方、それと闘う市東孝雄さん、萩原富夫さんはじめ多くの農家が朝早くから農作業に励んでいた。
今回の行動ではイラン侵略戦争で住民の意識が変わっていることを実感した。
ある店主は「そもそも大国イランにアメリカが攻めていっても勝てない。日本は広島・長崎に原爆を落とされ無条件降伏したが、イランはトップを含め多くの政府要人が殺されても徹底抗戦を呼びかけている。トランプは自衛隊を派遣しろと言うが、隊員は誰も行きたがらないだろう」と述べた。さらに、「物価高もあるのか、子どもたちが買い物に来なくなった」と芝山町の将来を案じつつ、反対同盟が戦争反対、軍事空港建設阻止を貫いて闘っていることについて「がんばって。うちの若い者にも言っておく」と激励した。また別の住民は、今の中東情勢の根源にはイスラエルを支え育てるなどしてきたイギリスとアメリカなど帝国主義による度し難い中東支配の歴史があることへの怒りを語り、トランプ・高市を厳しく批判した。
反対同盟が60年にわたり貫いてきた「戦争反対、農地死守・実力闘争」の思想と実践が花開くときが今来ている。参加者は、「第2の開港」は粉砕できるという確信をより一層固め、3・29芝山現地闘争の大爆発に向け攻勢的に闘い続けることを誓った。(N)

スケジュール
◎3・29芝山現地闘争 3月29日(日)午後1時開場 芝山文化センターホール 千葉県山武郡芝山町小池973 集会後デモ行進 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟

芝山町政への住民の怒りが高まっていることを説明する伊藤信晴さん

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