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高円寺で反戦女性デモ 「高市倒せ」の怒りが大合流

中国侵略戦争阻止、女性差別の元凶=天皇制打倒を訴えてデモ行進(7月4日 東京都杉並区)

 東京・杉並区高円寺で7月4日、3・8国際婦人デー集会実行委員会が呼びかけた「トランプ・高市の中国侵略戦争とめよう!戦争と女性差別をうみだす帝国主義を倒そう!」を掲げる反戦女性集会とデモを闘い取った。(2面に主な発言)
 「米日の中国侵略戦争阻止! 戦争と差別の元凶=天皇制打倒!」の女性たちの鮮明な訴えと右翼の妨害をはね返し突き進むデモ隊の力に、次から次へと人々が沿道からデモに合流し、320人の結集となった。
 午後4時、高円寺駅北口広場でアピール開始。改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の洞口朋子杉並区議が基調報告を行った。中国侵略戦争絶対阻止こそが闘いの方針だと訴え、「女性の解放は、資本主義・帝国主義を打倒する革命の中にある。資本主義の枠内に私たちの怒りを閉じ込める鎖を引きちぎり、ともに立ち上がろう」と結んだ。

 リレーアピールに移り、最初に全学連が、天皇制を鋭く弾劾し「血債にかけて中国―アジア、イラン―中東人民と連帯して闘おう」と鮮烈に呼びかけた。動労東京環境アクセス支部の宮本恵実さんは、6・18反戦春闘ストライキを報告し、国鉄分割・民営化を行った中曽根康弘が回顧録で、強姦(ごうかん)し放題の日本軍兵士のために慰安所をつくってやったと自慢していると断罪し、「私有財産制度と天皇制・家父長制廃止、革命をやろう」と訴えた。
 関西女性反戦行動実行委員会の谷口恭子さんは、「中国侵略戦争突入下の今、護憲で闘えるのか。否だ」と断言し「戦後完遂できなかった日本革命を今こそ、闘うアジア人民と連帯し完遂しよう」と力を込めて呼びかけた。

 婦人民主クラブ全国協議会の荒井素子代表は、昭和天皇と大日本帝国軍隊が押し立てて中国―アジア人民を虐殺した「日の丸」を、「赤は血の色、白は骨の色。天皇の軍隊は、侵略した国の女性たちに軍隊慰安婦を強制した」と怒りを込めた。全国労組交流センター女性部の岩崎ゆかりさんは、3月に発表された高市政権の第6次男女共同参画基本計画が、女性労働者を継戦能力の戦力と位置づけ、侵略戦争に動員しようとしていると暴露し、「産業報国会への道をひた走る連合・芳野を絶対に打倒しよう」と訴えた。リレーアピールの最後に「『平和』『平等』などの幻想がばらまかれているが日本は平和国家ではない。差別、貧困、戦争の元凶である日帝を血を流してでも打倒しよう」と訴える青年労働者の声が一帯に響きわたった。

デモ終了後、決意も固く中国侵略戦争阻止を誓い合った(高円寺中央公園)

 3・8実行委が、「本日の反戦女性集会は、現在進行形の米日帝の中国侵略戦争を何としても止める、天皇制を直撃して粉砕する闘いであり、女性の怒りの出口を身をもって示す闘いだ」と宣言。「私たちの運動内部で女性解放を語りながら女性差別・抑圧に女性自身が加担するという深刻な事態を引き起こした。克服するために必要なことは何なのか、討論を積み重ねてきた。その中で告発に立ち上がった女性たちが、帝国主義打倒にこそ女性の解放があると、中国侵略戦争阻止の闘いに導いてくれた」と7・4闘争に結実した議論を振り返り、「声を大にして言いたい。今こそ女性は、女性差別の根源、帝国主義を打倒しよう。中国侵略戦争阻止を闘い、革命を実現しよう」と闘いの展望を指し示した。

 高円寺中央公園に移動しデモに出発。右翼が爆音を響かせた街宣車でデモコースを塞ぎ、あるいは乗用車を逆走させて妨害してきた。こんな妨害に負けてたまるか。「右翼は帰れ!」のコール。この許しがたい妨害を見ていた人々が怒って続々と沿道からデモに飛び入り、デモは一気に膨れ上がった。6・14闘争を引き継ぐ大勝利だ。
 次は7・25関西女性反戦デモを闘おう。東京では7・25反戦反核東京集会・渋谷デモを闘い、8・6ヒロシマ「平和記念式典粉砕デモ」へ進撃しよう。 (3・8国際婦人デー集会実行委員会 北島一恵)

基調報告に立つ洞口朋子杉並区議(JR高円寺駅前)

基調報告
杉並区議会議員 改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人 洞口朋子さん

 本日私たちは、トランプ・高市の中国侵略戦争に真っ向から反対し、戦争と女性差別の根源である帝国主義を倒すために行動を呼びかけました。東西女性反戦行動として、7月25日には大阪で行動が呼びかけられています。午後5時半から高円寺中央公園を出発して反戦デモに出ます。ぜひ参加して下さい!

戦争と差別の元凶=天皇制を倒そう

 私たちは今、歴史の分岐点に立っています。戦後世界を支配してきたアメリカ帝国主義が大没落し、第2位の中国をたたき潰す侵略戦争に全世界を引きずり込む世界戦争を開始しています。この中国侵略戦争―世界戦争の「最前線」がこの日本です。高市の「台湾有事は日本の存立危機事態」発言も、安保3文書改定や来年春の改憲発議も、中国侵略戦争を決断し、すでに開始している証明です。
 先日、沖縄「慰霊の日」式典で、高市に対し、沖縄の怒りがたたきつけられました。戦後一貫して巨大な米軍基地が押し付けられ、米兵による女性暴行・性暴力事件が後を絶たず、そして再び沖縄戦が繰り返されようとしていることへの根底的な怒りです。「第1列島線上」の沖縄・南西諸島の島々には次々とミサイルが配備され、中国・台湾の目と鼻の先で米軍と自衛隊による軍事演習が繰り広げられています。第3次世界大戦はすでに火を噴いています。8・6ヒロシマに大結集し、平和式典粉砕・高市打倒の反戦反核闘争に立ち上がりましょう!

 4人に1人の沖縄県民が命を奪われた沖縄戦、そして広島・長崎への原爆投下は、日本帝国主義のアジア侵略こそが原因です。その最大の責任者が昭和天皇ヒロヒトです。以後、現在に至るまで、天皇が戦争責任を認めたことはありません。アジア人民に謝罪したこともありません。高市政権は、国旗損壊罪や皇室典範改定などを強行し、再び三たび天皇制を押し立て、「日の丸」を打ちふって中国侵略戦争に突入しようとしています。2千万人のアジア人民を虐殺し、女性たちを軍隊慰安婦として蹂躙(じゅうりん)した歴史を二度と繰り返さないために、私たちはすべてを投げうってこの戦争を止めるために立ち上がりましょう! 女性差別をはじめあらゆる差別の元凶である帝国主義と天皇制を打倒しよう!
 日本共産党は、天皇制と日米安保そして自衛隊に賛成しています。女性天皇がいいとか、天皇制に屈服・賛成しておきながら、何が反戦・反差別だ? 憲法9条が戦争を止めてきたのか? 違うでしょう! 日本帝国主義に対するアジア人民の命がけの闘い、沖縄の闘い、被爆者の闘い、青年・学生・女性たちの実力の闘いがあったからです。「対話が大事」と言いながら、目の前の戦争に反対せず、国策に加担し、自衛隊に若者の名簿を差し出し、自衛隊入隊者の激励会まで行っている岸本杉並区長こそ、最悪の加担者です。

帝国主義打倒する革命に女性解放が

 中国侵略戦争突入によって、私たち女性への差別、抑圧はがまんならないほど強められています。この社会で生きる私たち女性が日々直面している「生きづらさ」は、資本主義・帝国主義が生み出している現実です。私有財産制と家父長制がその根源です。資本主義・帝国主義が、女性差別の元凶であり、帝国主義打倒なくして女性解放はありません。女性こそが積年の怒りを解き放ち、立ち上がりましょう!
 首相・高市、連合会長・芳野など、日本の支配階級は女性をトップに押し立て、「女性活躍社会」などと言っていますが、冗談ではありません! 圧倒的多くの女性たち、女性労働者の現実はどうですか? 超低賃金で、ボロボロになるまで働いて、二つも三つも仕事をかけもちしなければ生きられない。子どもの貧困、虐待にも直結しています。家事も介護も育児も女性に集中し、政治が奪われています。何が「女性活躍社会」でしょうか!
 圧倒的多くの女性が、一生非正規雇用でしか食べていけない、生きていけないような社会を変えずに、女性管理職の割合を増やせと女性労働者を競争させ、能力主義で分断する「ジェンダー平等」も欺瞞(ぎまん)です。
 通勤・通学の満員電車では痴漢が日常茶飯事。女性の体を商品にして、値段をつけて消費する。こんな社会、おかしいじゃないか! 職場などでもセクハラ・パワハラが横行し、性暴力にあっても多くが泣き寝入りさせられ、「同意があった」と黙らされ、闇に葬られています。女性たちが自分の体を売らなければ生きられない、そして殺される現実をつくりだしているのは一体誰だ!

 今始まっている戦争は、このような腐り切った社会を延命させ、継続するための戦争です。それをやろうとしているのが高市・自民党です。しかし、実際に戦場に行くのは青年・学生であり、未来を担う子どもたちです。私たちは絶対に侵略の銃を握らせてはなりません!
 女性のみなさん! 女性の解放は、資本主義・帝国主義を打倒する革命の中にこそあります。資本主義の枠内に私たちの怒りを閉じ込めるあらゆる鎖を引きちぎり、ともに立ち上がりましょう!

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