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ウクライナ戦争3年 全学連先頭に都心揺るがすデモ

結集した青年労働者・学生は「安保粉砕」「中国侵略戦争阻止」の声をとどろかせ、矢嶋全学連委員長の指揮でスクラムでデモを貫徹した(2月23日 東京都新宿区)

反戦の怒り新宿に轟く

 ウクライナ戦争から3年。改憲・戦争阻止!大行進主催の「中国侵略戦争阻止! 戦争同盟粉砕! トランプ・石破を倒せ」を掲げた新宿反戦闘争が2月23日、600人でかちとられた。全学連と青年労働者のスクラムデモを先頭にした大隊列が新宿の街を揺るがした。

 全参加者が、不当逮捕された京都大生7人を奪還する決意に燃え、新宿駅東口前を埋めて集会を打ちぬいた。大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士が熱烈なアピールで口火を切り、全学連の矢嶋尋委員長が基調報告。「トランプはウクライナの『戦線整理』をもって中国侵略戦争にすべての力を集中しようとしている」と明らかにし、「トランプ・石破を打倒する内乱的な反戦闘争の爆発を」と呼びかけた。基調を受け、動労千葉の中村仁副委員長と動労総連合水戸の照沼靖功委員長が労働組合こそ反戦を闘うと発言した。

新宿駅東口・アルタ前を埋め尽くした参加者は、石破・トランプ打倒、中国侵略戦争阻止へこぶしを突き上げて決意を固めた

 集会では、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の清水早子さんのメッセージが紹介され、大行進沖縄の赤嶺知晃さんが登壇、26日の宮古島への陸上自衛隊電子戦部隊配備阻止を闘うと表明した。参加者は沖縄の軍事拠点化を実力で阻む決意を共にし、安保・沖縄闘争への総決起を誓った。
 婦人民主クラブ全国協議会の川添望さんは、女性差別の象徴である天皇制を弾劾し、国際婦人デー闘争への大結集を呼びかけた。
 三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんは農地死守の戦闘宣言を発し、大行進東京の労働者はデモへの大合流を訴えた。
 全学連からは、池之端紗衣書記次長が戦時弾圧粉砕の訴えを行い、もう一人の学生が「女性として政治と暴力を奪還して闘ってきた。燃える怒りを共にし、生き方をかけて中国侵略戦争を阻止しよう」と号砲を鳴らし、いざデモに出発。

「中国侵略戦争阻止! トランプ・石破を倒せ」を掲げ全学連を先頭にデモ(2月23日 東京都新宿区)

 「安保粉砕! 基地撤去!」「戦争反対! 石破打倒!」。矢嶋委員長の指揮で全学連と青年労働者がスクラムを組み新宿駅一周のデモの先頭に立ち、長蛇の隊列が続く。スクラムを解こうとうろたえる警察権力による規制をはねのけ、右翼の妨害をものともせず進撃。沿道のトランプ・石破に対する怒りを解き放ち戦闘的デモを貫徹した。
 ウクライナ戦争3年の反戦闘争は北海道、福島、大阪、名古屋、広島、岡山、香川、福岡でも闘われた。

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