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後期高齢者医療制度廃止へ厚労省交渉

 6月3日午後3時から、東京労組交流センター医療福祉部会、福祉労働者連帯ユニオン、介護と福祉を要求する杉並住民の会、介護保険に反対!人として生きられる福祉・介護を求める神奈川県民の会など8団体が後期高齢者医療制度と介護保険制度の廃止要求する厚生労働省交渉を行った。政府・自民党の選挙目当ての後期高齢者医療制度見直しのペテンに対し、それを許さず、制度の廃止と日帝・福田政権打倒に向けて労働者と高齢者の激しい怒りがたたきつけられた。


 厚労省の役人は、要請書の要求項目に対して制度の説明をするのみでまともに答えようとはしない。直ちに参加者の怒りがたたきつけられた。「保険料がこれだけ取られて生きていけないという叫び声が上がっているんだ。どう思っているのか」「すでに多くの人が自殺したりしているんだ」「廃止してくれと多くの人が叫んでいるんだ」「高齢者に痛みをわかってもらうとはどういうことか」「障害者は65歳になったら障害が直ると思っているのか」
 厚労省は何も答えられない。激しい追及に追いつめられて「貴重なご意見を集約して上の者に伝えます」とペテン的な言い逃れをしようとした。そのペテンを許さず、「われわれが要求しているのは制度の廃止だ。75歳以上を別の保険制度にするという制度の根幹を廃止しろ。見直しなどでごまかすな」と圧倒的な怒りをたたきつけた。(T)

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