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動労総連合 反戦春闘を貫徹

動労千葉 外注化粉砕、大幅賃上げ掲げスト

「大幅賃上げを行え」とCTS本社前で抗議行動(4月1日 千葉市)

動労千葉は4月1日、26反戦春闘第3波闘争としてストライキを貫徹した。
この日、JR東日本は車両の検査・修繕業務で最後までJR本体に残っていた機能保全業務の外注化を強行し、新人事・賃金制度を実施に移した。これを弾劾してJR東日本本体の組合員と、同社のエルダー(60歳定年後65歳までの再雇用)社員として千葉鉄道サービス(CTS)に出向中の組合員がストに入った。この日の闘いは、CTSに大幅賃上げを求める闘争としても打ち抜かれた。
早朝、動労千葉組合員と支援が京葉車両センター門前に結集し、外注化に怒りの声を上げた。渡辺剛史書記長が抗議集会の司会を務め、社長の喜㔟陽一自身が外注化の破綻を認めているにもかかわらず、一層の外注化を進めるJR東日本を弾劾し、「多発する事故の原因は外注化だ。業務をJR直営に戻し、CTSの労働者もJRに採用しろ」と突き付けた。車両技術分科会の半田幸夫会長は、わずか半年の教育でCTSに機能保全業務を請け負わせる無謀なやり方に怒りを示し、幕張支部の北嶋琢磨支部長は「外注化を止めるため動労千葉に結集しともに声を上げよう」と京葉車両センターの労働者に呼びかけた。動労千葉を支援する会と動労東京環境アクセス支部、船橋二和病院労組がともに闘う意思を表した。

午前10時からはCTS本社前で抗議行動が行われた。北村武書記次長が交渉報告で、機能保全業務を受託するなという動労千葉の要求を拒むCTSに怒りを示し、人員が大幅に削減された職場の実態を暴いて、戦時インフレ下で大幅賃上げは絶対に必要だと声を強めた。CTS清掃部門で働く組合員が生活できない低賃金への怒りを語り、半田車技分科会長は65歳以上の継続雇用から動労千葉を排除するCTSを弾劾した。動労千葉を支援する会とユニオン習志野がともに闘う決意を表明。北嶋幕張支部長が「いつまで組合差別を続けるのか。絶対に許さない」とCTS本社をにらみつけて怒りをたたきつけた。貨物協議会の佐藤正和議長は、国鉄分割・民営化の矛盾が集中するJR貨物で反撃に立つと表明した。
関道利委員長が行動をまとめ、3月16日の第1波闘争で反戦声明を発出した動労千葉は、イラン侵略戦争弾劾・中国侵略戦争阻止の反戦春闘として3波の闘争を貫徹したと総括した。そして、基本給や定期昇給、退職金や乗務手当も廃止する新人事・賃金制度を許さず、「労組なき社会」化に向けてJRが先頭に立って進める労働法制改悪を阻止しようと訴えた。
翌2日、CTSは石油価格高騰による業績悪化予測も口実に、契約・パート社員はベアゼロという許しがたい回答を提示した。これへの怒りもばねに動労千葉は闘い続けている。

動労総連合水戸 勝田車両センターでスト

ストライキに突入した照沼靖功委員長(左)がマイクを握り勝田車両センター前で抗議行動(4月1日 茨城県ひたちなか市)

動労総連合水戸は4月1日、ストライキに決起した。同日、JR東日本は新人事・賃金制度を実施した。7月には大規模な組織再編が予定されている。労働組合を最後的に解体し、戦後的な労働条件や労資関係を破壊することが目的だ。動労総連合水戸はその狙いを系統的に暴露するなど、闘いの準備を進めてきた。今回のストは動労千葉の3波の闘争をはじめとする動労総連合の反戦春闘統一行動の一環であり、アメリカ帝国主義とイスラエルによるイラン侵略戦争を徹底弾劾し、反戦闘争への決起を訴える闘いになった。

午前7時、JR東日本の勝田車両センターでスト突入を通告し、照沼靖功委員長が全日のストに入った。組合員と茨城県労組交流センターなどの支援者が勝田車両センター門前に結集し、JRと水戸鉄道サービス(MTS)勝田事業所の労働者に「新たな人事賃金制度を許すな! イラン侵略戦争徹底弾劾! スト決行中」のビラを手渡した。会社による監視体制にもかかわらず、ビラは吸い込まれるように受け取られた。
点呼時間に入り、高野安雄副委員長の司会で抗議行動が始まった。照沼委員長が「新人事・賃金制度に反対しよう。この制度は管理者さえ説明できないようなでたらめな制度であり、労働者を競争させ、闘わせない攻撃です」「イラン侵略戦争が開始された今、労働組合は戦争に反対して立ち上がろう」とアピールした。石井真一書記長が「一度は勝田車両センターを首都圏本部に組み込み、7月には水戸事業本部に再編し、訳がわからないうちに社員を振り回そうとしている。絶対に許せない」と怒りをたたきつけた。支援の労働者も、列車をまともに運行できなくなった会社と闘おうと、車両センターの労働者に熱く訴えた。
午後5時15分のスト終了通告まで、委員長を先頭に全組合員が意気軒高と闘いぬいた。
米帝によるイラン侵略戦争への突入は世界戦争の始まりだ。それは多くの労働者の差し迫った実感だ。この中でのJR資本の攻撃は、労働者に戦争や奴隷的労働条件への怒りの声を上げさせないために行われている。動労総連合の26反戦春闘は、労働組合に結集し階級的に団結して帝国主義と闘うことに労働者の活路があることを指し示した。中国侵略戦争阻止の革命的大衆行動の本格的発展と階級的労働運動の力強い復権へ、さらに闘いぬこう。

動労東京 労組破壊許さず環境アクセスにデモ

「侵略戦争反対・帝国主義打倒」「大幅賃上げを行え」の声を上げ環境アクセス本社にデモ(4月2日 東京都台東区)

動労東京環境アクセス支部は4月2日、春闘行動に立った。早朝、同支部と東京労組交流センターなどの支援は上野駅入谷口で街頭宣伝を展開した。動労千葉の反戦宣言に連帯して反戦春闘行動宣言を発した同支部は、イラン侵略戦争弾劾・中国侵略戦争阻止、トランプ・高市打倒を訴えた。また、労働組合の力を取り戻し、闘って大幅賃上げをかちとろうと呼びかけた。さらに上野駅不忍口で国鉄解雇撤回署名を集める宣伝行動を継続した。
同支部はこの日、JR東日本の子会社・JR東日本環境アクセスでのストライキを予定していたが、アクセス資本はその前日、労働関係調整法37条による争議の予告通知がされていないとして、ストを「違法スト」と決めつける通告を行ってきた。駅舎などの清掃業務を労調法上、争議予告が必要な「公益事業」に含めるのは、明らかに拡大解釈だ。労組つぶしの不当労働行為をほしいままにしてきたJRとアクセス資本に、労組の活動を「違法」呼ばわりする資格はない。
同支部は昨年6月、結成後初のストを貫徹した。これに恐怖したアクセス資本は、同支部の活動を「ハラスメント」と言いなし、支部長の配転を狙う攻撃を仕掛けたが、同支部の3カ月にわたる反撃でそれは破産に追い込まれた。アクセス資本の新たな労組破壊攻撃への怒りをばねに、同支部は予定していた行動を春闘行動として貫徹した。

正午には環境アクセス本社にほど近い西町公園でデモ出発前の意思一致を行った。宮本恵実支部長が反戦春闘行動宣言を読み上げ、①イラン侵略戦争弾劾、日本帝国主義の参戦阻止、中国侵略戦争に突進する帝国主義打倒、②動労千葉と連帯して反戦春闘を闘い、国鉄解雇撤回闘争と外注化阻止闘争を貫いてJRとアクセス資本の労組根絶攻撃を粉砕する、③激しい戦時インフレ下で大幅賃上げをかちとるため職場から反撃に立つ——と訴えた。
動労総連合の川崎昌浩書記長は、資本主義が行き詰まりイラン侵略戦争が中国侵略戦争を引き寄せているただ中で、労働組合が反戦を掲げて春闘に立つことの意義を強調した。動労連帯高崎の木村洋一書記長は、自身にかけられた雇い止めと闘い抜く決意を示した。
環境アクセス本社に迫るデモが行われ、本社前では「パートの時給を直ちに2000円に上げろ」「不当労働行為をやめろ」の声がとどろいた。
デモ後の集約で、動労神奈川がストを構えて春闘を闘うと表明した。東京労組交流センターの山口弘宣代表は、「軍需でもうけて賃上げを」と叫ぶ連合を打倒し、資本と闘い反戦闘争の先頭に立つ階級的労働運動をよみがえらせようと訴えて、本日の闘いはその一歩を切り開いたと総括した。

 

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