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今だ!デモだ!ストだ! ちば春闘団結集会

 

 2月28日、千葉市の千葉市民会館でちば合同労組と千葉労組交流センターの呼びかけで「ちば春闘団結集会」とデモが85人の結集で勝ち取られた。集会は司会をちば合同労組副委員長と千葉労組交流センターの仲間が務めた。基調報告を自治体職場で闘う青年労働者が行い、三里塚反対同盟の伊藤信晴さん、動労千葉委員長の田中康宏さんを始め、千葉の地で戦闘的に闘っている多くの仲間からの発言があった。集会後のデモは横断幕やのぼりを林立させ、千葉の繁華街を青年労働者を先頭にとびきり元気良く闘いぬかれた。

 

 集会は司会の開会宣言で始まった。「資本主義は終わっている。あらゆる体制内派は労働者に絶望しか言わない。私たち労働者は体制内派を打ち倒して団結すれば、絶対に勝利できる! 今こそ闘う労働組合をよみがえらせよう! 『生きさせろ!』ゼネストをやろう! 」「千葉を世界革命の拠点にしよう! 今日の集会で動労千葉派の団結を打ち固め、わが動労千葉派が世界の労働運動の主流派になろう!」と熱い訴えが響き渡った。ここにいる私たちすべてが資本に屈服した体制内労働運動を打倒して千葉の労働運動の主流派になるときが来たのだ。誰もがその決意をみなぎらせた。
 次に三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さんから連帯のあいさつが寄せられた。「世界恐慌は底なしの破綻を見せている。反対同盟は43年間『空港絶対反対! 農地死守!』を訴えてきた。労働者と農民の生きる道は、労働者と農民の団結の中にある。43年間の闘いは必ず勝利させなければならない。3・29全国総決起集会に結集し、43年間の闘いの勝利にむかっていこう!」
 とりわけ大きな拍手に迎えられ、自治体の青年労働者が基調報告を行った。「今日の集会を出発点として千葉の労働運動を変えていこう! 資本主義擁護の体制内労働運動を打倒し、労働者は闘いと団結にかけよう。もっと具体的にいえば、この場に集まった参加者が本当に労働組合を変える、甦らせる決定的存在として団結しよう! ここにいる私たちが本気で決意して団結すれば必ず労働組合を甦らせることができます。労組の権力を自分たちの手でとるぞ! という闘いをやろう。4大産別を拠点に革命を目指す階級的労働運動を作りだし、道州制を資本家どもの墓場にしよう!」と真剣に提起した。
 動労千葉の田中委員長から特別報告が行われた。田中委員長は「09春闘は全体の怒りに火をつけていこう! 万全のストライキ態勢をつくっていきたい」と述べたうえで、「今こそ春闘を甦らせなければならない。正面から資本家とぶつかる春闘にしたい。今、労働者の気持ちが煮えたぎっている。怒り、疎外感、不安だったり。この気持ちと今の現実はあまりに不釣合いだ。この春闘で体制内の化けの皮は必ずはがれる。これから、もっと何十万円という賃下げが起きる。労働者は必ずこいつらを見限っていく。ここで見限った思いを結集していくことがなければならない。僕らが結集軸にならなければならない。動労千葉はこの30年間きれいな理屈だけで闘ってきたわけじゃない。『労働組合の団結はこうじゃなければならない』ということをひたすら問いつづけてきた。労働者は誇り高い存在だから、ここさえ曲げなければ団結して社会を変えられる。これからは荒々しく登場しよう」と訴えた。
 続いて決意表明が行われた。自治体、国鉄、医療、合同労組、労組交流センターの仲間から資本の分断攻撃をはねのけて、職場の資本の利害に立つ、腐りきった組合指導部を打倒し、本当の労働者の団結を職場に打ちたてようという決意が述べられた。
 集会後は、警察権力の妨害をはねのけて、千葉市内を席巻するデモンストレーションを打ちぬいた。この日まで集会に向けて、さまざまな企画やキャラバンを行い、仲間との団結をめぐってぶつかりあうような真剣な討論を積み重ねてきた。千葉で闘うわれわれにとって歴史的な集会になった。これからは千葉の労働運動を私たちの手で変えてやる! 団結にかけきって闘う私たちには、その力はある! (ちば合同労組・NB)

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