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東北 動労福島を先頭に郡山国鉄集会 郡山駅前をデモ

20160218d-1.JPG 2月14日、福島県郡山市で「解雇撤回はこれから! JRは1047名をただちに採用せよ! 戦争と非正規職・貧困の社会を変えよう!2・14郡山国鉄集会」が95人の結集で開かれた。
 基調報告を動労福島の橋本光一委員長が行った。橋本委員長は、「国鉄分割・民営化以来の社会の大転換が始まっている」として、本集会の意義を「解雇撤回へ向けた新たな署名運動の開始を宣言する。この運動は解雇撤回をかちとるだけではなく、安倍政権に対して戦争反対を貫く労働組合が、労働者階級に社会変革の決起を促す戦いだ」と提起した。さらに、「この闘いは外注化阻止・非正規職撤廃を提起するものであり、すべてを組織拡大に集約しよう」と呼びかけた。

20160218d-2.JPG 特別報告を国労秋田闘争団の小玉忠憲さんと動労水戸の照沼靖功さんが行った。小玉さんは、「国鉄分割・民営化という国家的不当労働行為を忘れてはならない。国労の裏切りが闘いを困難なものにした。国労は私を切り捨てようとしているが、動労総連合で労働運動を再生させる」と熱烈に決意を語った。照沼さんは、「ライフサイクル強制配転攻撃にストライキを対置して闘っている。外注化で非正規を強制されている若者と、討論を通じて壁を崩している。国鉄闘争がすべての鍵だ」と訴えた。
 各地からの闘いの報告が続いた。ふくしま合同労組の大沼副委員長は、「動労総連合と車の両輪として闘っている。合同労組の団交には動労福島の仲間が出席しいる」と報告。いわき合同ユニオンの副委員長は「労災事故、長時間労働の職場には直ちに団交で反撃している。街頭宣伝で2人の組織拡大を実現した。国鉄闘争と結びついて闘う」と述べた。全金本山労組の長谷副委員長は、2波のストライキについて報告。宮城連帯ユニオンの金子委員長は「われわれには体制内労働運動にはない力がある。労働者を獲得できる力だ」と訴えた。全国農民会議共同代表の鈴木光一郎さんが福島支部結成を報告。反原発福島行動実行委員会の椎名千恵子さんが「福島の怒りは革命へ向かう」と3・11集会への総決起を訴えた。全学連の仲間は「学生の貧困、親の貧困が戦争動員と福島での被曝強制に利用されている。全学連は斉藤委員長を先頭にストライキと参院選(衆院ダブル選)を全力で闘い抜く」と決意を表明した。
 集会決議を採択し、動労福島組合員がリードして団結ガンバローを行った。集会後、郡山駅前デモを打ち抜いた。(ふくしま合同労組・坂元太平)

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