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東北石けん労働組合、地労委ー全1日行動打ち抜く!

 東北石けん労働組合は、7月6日、午前中の地労委闘争、移動しての畑文雄の地元、仙台市長町での街宣行動、そして名取市愛島台の新工場での門前闘争を、全一日行動として闘い抜いた。宮城県内の労働者・学生に加え、福島からも支援の労働者が参加し、総勢30名で、資本の解雇攻撃に激しい弾劾の嵐を浴びせかけた。


 地労委第3回調査には、ついに不当解雇・選別再雇用・別会社設立の張本人である畑文雄(畑惣商店社長)が引きずり出された。畑は、いつもの傲慢な態度の見る影もなく、代理人弁護士の後ろに隠れて憔悴しきった姿をさらけ出した。
 畑の当事者性、不当労働行為は既に明らかだ。労働委員会は直ちに審問に入れ!と、当該・補佐人・傍聴の仲間たちは一丸となって迫った。畑は、苦し紛れに「畑文雄個人と畑惣商店は別だ」などと言い逃れに終始したが、その破綻性は誰の目にも明らかだ。審問開始は次回調査後に持ち越されたが、当該と支援の仲間の怒りと団結が審問室を完全に制圧した。
 地労委終了後、全体は長町に移動して、中心部での街頭宣伝、畑文雄自宅周辺のビラ入れに断固決起。畑を絶対にとらえて逃さないという気迫のこもった行動となった。
 さらにその後、行動は名取市愛島台に移り、新工場門前弾劾闘争が圧倒的な迫力で打ち抜かれた。会社は消耗しきって、またしも警察権力に通報し、権力が介入をねらって登場したが、これを完璧に跳ね返して門前闘争は打ち抜かれた。
 東北石けん闘争は、激闘34年の闘いに勝利して解雇撤回・原職復帰を勝ち取った全金本山労組に学び、そして新自由主義の攻撃との最前線で勝利している動労千葉のように闘う。
 東北石けん労働組合は、全国に第2、第3の、そして無数の動労千葉を生み出すその闘いの先頭を担う覚悟だ。すべての労働者階級の闘いの前進、そして団結の拡大の中にこそ勝利の展望を見いだす。勝利まで共に闘い抜きましょう! (東北石けん労働組合・H)

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