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6・13大結集へ、広島で国鉄闘争集会を開催

s20100531a-1.jpg 5月29日、広島で6・13大集会に向けた国鉄闘争集会が開催され、青年労働者、新入生など新しい仲間を加えて会場を満杯にする70人が参加した。動労千葉の反合・運転保安闘争のビデオ上映後、5日間の広島県内物販オルグをやり抜いた動労千葉争議団代表の高石正博さんが、6・13への大結集を訴えるアピールを行った。高石さんは、「船橋事故以来、動労千葉は“一人の組合員のために組合全体で闘う”階級的労働組合になった。今回の『和解案』は国労指導部が組合員を切り捨てるもので、断じて認められない。国鉄分割・民営化の張本人=中曽根が喜ぶ『和解』とは何なのか! 国労指導部、4者4団体を批判するだけでなく、今こそ動労千葉と11月集会派が断固うって出る時だ!」と提起した。

s20100531a-2.jpg さらに「国鉄闘争の火を消してはならない! いま国鉄闘争がなくなるということは、労働運動がなくなることに等しい。逆にここをつぶされず新たに闘いを広げれば、道州制=360万人首切りも阻止できる! 6・13へ広島からもぜひ大結集を!」と力強いアピールがなされ、会場から大きな拍手が起こった。
 基調提起を「日の丸・君が代」不起立闘争を闘う広教組組合員の倉澤憲司さんが行った。「国鉄1047名解雇撤回の新たな全国大運動にすべての怒りを結集し、大恐慌時代に立ち向かう労働運動をつくりだそう。自らの職場に反合・運転保安闘争の路線をうち立て、動労千葉のような闘う労働運動の拠点を無数につくりだそう! 6・13に職場から3000人の大結集を実現することが一切だ。動労千葉物販こそ最大の武器だ。青年の未来をかけて闘う」と訴えた。
 決意表明のトップに立った社保庁分限免職者の平口雅明さんは、「自らの闘いを1047名解雇撤回闘争そのものとして闘う」と表明。広大生協労組委員長、広島連帯ユニオン草津病院支部委員長からは、この間の職場における反合・安全闘争路線確立に向けた闘いが報告され、青年労働者を獲得し、組織拡大を実現する決意が述べられた。JR西日本の契約社員解雇攻撃と闘う動労西日本の山田和広副委員長は、1047名闘争の当該そのものとなって平成採の青年労働者を組織していく決意と展望を語った。最後に全学連の広大生が「辺野古新基地建設を強行する民主党・連合政権を打倒しよう。国鉄1047名闘争と安保・沖縄闘争は民主党の命脈を絶つ闘いだ。その先頭で教育の民営化と対決する学生が決起する。戦争へ向かう民主党・連合政権は労働者・学生の団結の力で打倒できる!」と、烈々たるアピールを発した。
 集会のまとめを動労西日本の大江照己委員長が行い、「6・13に向かって全力で物販に取り組もう! 職場の仲間を6・13へ組織しよう」と訴えた。行動方針を動労千葉を支援する会・広島の自治体労働者が提起し、高陽第一診療所労組委員長の団結ガンバローで集会を終えた。広島の労働者・学生は、国鉄決戦勝利、6・13大結集に一切をかけきって、残り2週間の猛然たる組織戦に突入した。(広島・TO)

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