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7・16関西国鉄集会、150人が全国運動へ総決起誓う

s20100721a.jpg 7月16日、大阪市内で「国鉄分割・民営化反対! 1047名解雇撤回/関西国鉄集会」が関西労組交流センターの主催で開かれ、150人が結集しました。大阪市職の青年労働者の開会宣言に続き、関西労組交流センタ-代表運営委員の南谷哲夫さんが主催者あいさつをし、関西労組交流センタ-が国鉄闘争と安保・沖縄闘争に責任をとりきると宣言しました。
 会場を揺るがす拍手の中、国労旭川闘争団の成田昭雄さん、国労小倉闘争団の羽廣憲さん、動労西日本副委員長の山田和広さんが登壇しました。 

 成田さんは、「自分たちは国鉄分割・民営化に反対して首を切られた。23年間の闘いはきれいごとではない。いろいろあったが、仲間とともに頑張る。仲間を裏切らないことが大切だ」と固い決意を語りました。
 羽廣さんは「6・13集会を受け、九州でも国鉄集会を成功させた」と宣言し、「4者4団体が屈服したのは労働運動に責任をとれないからだ。だったら自分たちが責任をとろう。どこまでも1047名解雇撤回を貫き、労働者の未来に責任をとる立場に立った時に勝利の展望が見える。労働者は団結してこそ力を発揮する。団結し仲間を拡大し組織していく」と鮮明な決意を語りました。
 山田さんは、「自分はビラをまいたことで解雇された。JR資本は、疲労で遅刻やミスをすると罵声を浴びせ反省文を書かせる。民間に委託して接客の覆面調査をする。青年の怒りは爆発寸前。契約社員制度を撤廃させ、JRの合理化と闘い、労働者の団結をつくり出す」と力強く語りました。
 国労5・27臨大闘争弾圧被告で関西労組交流センタ-代表の富田益行さんが基調報告を行い、「4・9政治和解の大反動を打ち破り、世界大恐慌下で国鉄大運動を推進して日本労働運動を塗り替えよう」「国鉄全国運動は動労千葉を支援する会を軸に職場活動家集団を組織し、新自由主義と対決する労働運動をつくり出す闘いであり、菅民主党・連合政権を打倒する運動だ」「8・6広島、8・9長崎反戦・反核闘争を大運動として闘い、11月1万人結集をもぎ取ろう」と熱く呼びかけました。
 6・27北九州集会呼びかけ人の宮村みつおさんがカンパアピ-ルをし、ス労自主、郵政民営化と闘う郵政労働者、講師解雇攻撃と闘う日教組奈良市、反合・安全闘争を闘う自治体労働者、関西合同労組泉州支部、八尾北医療センタ-労働組合、全学連が、それぞれに自分の実践を語りました。とりわけ関西合同労組泉州支部の労働者は、泉佐野市議選を階級的労働運動路線で闘い、その中から新たな分会を7月3日に結成したと報告しました。新分会の分会長と副分会長が決意を語り、会場は割れるような拍手に包まれました。
 関西労組交流センタ-事務局長でス労自主の上村敏行さんが集会をまとめ、団結ガンバローを行いました。
 6・13集会に向けて、関西では動労千葉物販オルグとともに自らの職場で交流会を開催し、動労千葉派のフラクションづくりに挑戦しました。私たちは新たな国鉄全国運動という決定的な武器を手にしてこの時代を迎え撃とうとしています。関西でもこの日の集会をもって力強い進撃が始まりました。労働運動をよみがえらせるための職場での苦闘と挑戦がさらに進められています。ともに闘いましょう。(大阪・T) 

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