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深センでストライキ広がる、今度は米・香港合資企業で3000人

s20101029b.jpg リコー争議が起きている同じ中国深セン市宝安で、10月27日、今度は「捷和百得有限公司」で3000人のストライキが爆発した。この捷和百得有限公司は、香港の捷和グループ(Chiaphua Industries Limited, CIL)とアメリカの大企業である「Black & Decker」社の合資企業で、伝動工具の設計や製造を行っている。この会社は今年12月に移転を行おうとしており、直接的にはその移転によって労働者の仕事や生活が不便になることについて、会社側は何の補償もしようとしないことに怒った労働者がストライキに突入した。だがその背景には、この会社が日常的に労働者を使い捨てにしていた現実がある。 

 「世界の著名な企業である捷和百得有限公司も、こんなひどいブラック企業であるとは思いもしなかった! 毎年2、3月の繁忙期に、捷和百得は大量の労働者を募集して、工場に入るように言って、3年の労働契約を結ばせる。実際上は半年の契約で、半年になるとこの人たちは全員、何の経済補償もなく追い出される。3年の労働を契約したとしても、それは半年の試用期間に過ぎず、いつでも追い出すことができるのだ! なんと薄汚いこと!」
 労働者は仕事を放棄し、工場内にあるすべてのアメリカの国旗を引き降ろした。争議現場の工場には、中国地方政府の責任者や警察などが来て、それと対峙しながらストライキを闘っているという。
 「また一つ、うれしいニュースだ。欧米の労働者のストライキは労働組合の支配と影響から切り離せないが、中国の労働者に対して労働組合(中国スターリン主義の体制組合)は、たいした影響を持っていない。中国の労働者はストライキを闘いながら、ストライキを闘う組織を作り出すという自覚が生まれてくるという特徴がある。そして自分の命運を知る機会を得るのである」
 中国の経済特区・深センで広がっているストライキは、帝国主義とスターリン主義政府によって奴隷のように使われている労働者の怒りの爆発であり、それは中国スターリン主義の労働組合(工会)の労働者支配を打ち破って、今、中国の新しい闘う労働運動を生み出そうとしている。
 本当に私たちの11月決戦は死活的だ! 中国の闘う労働者との団結をかちとるためにも、国際連帯の発展をかけて闘おう!(G)
(「」内は、インターネット情報の翻訳です) 

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