現代車スト10日目②/「12月、15万金属ゼネストを!」
11月24日、金属労組非正規職闘争本部の決意大会に続いて、午後4時すぎから金属労働者大会が蔚山工場正門前で始まった。
集まった2千人の労働者を前に金属労組のパクユギ委員長は「金属労組は11月26日に残業拒否をして、元下請け共同行動を実践する。27日には民主労総労働者大会を蔚山で開催する。現代車が交渉に出てこなければ、12月に15万金属ゼネストが控えている。もう、決意と実践を異にする無責任な金属労組になってはいけない。いかなる責任が負わされても、ためらうことなく進む」と戦闘宣言を発した。
続けて「ファニナ同志が、キムジュニル同志が病床に横になっている。多くの仲間たちが監獄に、病院にいる。私たちは、現代車非正規職の仲間たちの不法派遣撤廃闘争に勝利するために、第1工場座り込み闘争に勝利するために、正規職と非正規職が一つになる階級的団結と闘争のために、イミョンバク政権に対抗する労働者階級の闘争を決意し、実践するためにこの場に集まった」と確認し、「仲間のみなさん、決意しよう。勝利の歴史を書こう。金属労組が中心に立つ」と訴えた。
現代車非正規職支会のイサンス支会長は電話で「10日間、第1工場で占拠座り込みをしている。私たちがここにきた理由は、現代車の不法派遣をなくし、現代車のすべての社内下請け労働者を正規職にするためだ。寒さとのりまき1本で1日を過ごしているが、私たちの意志は挫けない」と決意を語り、「座り込み場は会社側の弾圧で劣悪な状況になっているが、どんな挑発にも堂々と対処している」「望むものをかちとるまで拠点座り込み場を死守する。これが私たちができるすべてだ。笑って正門前で会うためには連帯・支援の仲間たちと、闘争を支持してくれる市民社会団体の力が必要だ」「現代車正規職の仲間が連帯して支持してくれ、金属労組がストライキを決意した。その力をあわせ、ぜひ現代資本を降伏させて、不法派遣撤廃正規職化闘争を勝利させたい。動揺することなく拠点ストライキを死守し、勝って帰る」と断言した。(M)
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