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動労千葉が団結旗開き、JR揺るがす2011年決戦への突入を宣言

s20110109a-1.jpg 動労千葉の団結旗開きが1月8日、千葉市のDC会館で盛大に開催された。2010年の大きな前進にふまえ、1047名解雇撤回・検修全面外注化阻止の新たな闘いへの総決起宣言の場となった。
 冒頭、大竹哲治副委員長が「今年も外注化阻止闘争、ライフサイクル(青年運転士の駅への強制配転攻撃)、春闘と闘いに次ぐ闘いとなる。本日をもって、一丸となって闘いを開始しよう」と戦闘的に開会を宣言した。あいさつに立った田中康宏委員長は、まず激闘に次ぐ激闘となった2010年をふり返って、「昨年は、動労千葉の生みの親である中野洋常任顧問の死に直面し、同時に、検修全面外注化や、4・9政治和解をもって国鉄闘争の火を消そうという大攻撃が襲いかかってきた。よくぞこれだけの闘いをやり抜くことができたと思っている。現場の奮闘に心から感謝したい。さすが動労千葉の組合員だと、去年ほど誇りに思ったことはなかった」と述べた。 

s20110109a-2.jpg そして、激動する内外情勢に触れた上で、11春闘の課題について①ライフサイクル強制配転阻止の闘い、②検修全面外注化阻止の闘い、③1月中にも提案されようとしているJR東日本での賃金制度改悪攻撃との闘い、④基地統廃合も含めた貨物大合理化との闘い、などを提起した。そして最後に「今年こそ本格的な組織拡大にむけた正念場の年。青年部再建にむけて、若い組合員とともに全力で立ち上がろう」と強調した。
 続いて、三里塚芝山連合空港反対同盟の北原鉱治事務局長、動労千葉顧問弁護団の葉山岳夫弁護士、水野正美動労千葉元副委員長が心をこめた来賓あいさつを行った。北原さんは釣魚台(尖閣諸島)問題や朝鮮半島における砲撃戦に触れながら「ちょうど今の世界は、第2次世界大戦前夜のようだと思えてならない」と警鐘を鳴らし、「三里塚は動労千葉とともに、今後も日本の未来のために闘う」と力強く宣言した。
 田中委員長と家族会の佐藤正子会長による鏡開き、乾杯の後、組合員と支援がこもごもに杯を酌みs20110109a-3.jpg交わしながら交流を深めた。歓談の間にも、動労水戸、ス労自主、動労千葉を支援する会、全学連をはじめ各界からのあいさつが続いた。革共同を代表して高原洋三同志があいさつに立ち、動労千葉とともに国鉄1047名解雇撤回・外注化阻止へ総力で決起することを熱烈にアピールした。
 恒例となったビンゴゲームで大いに盛り上がった後、各支部の代表が前列に並んで決意を表明。最後に、昨年12月の新たな青年加入で勢いを倍加させた青年組合員たちが、青年部結成にむけた決意を次々と表明し、会場全体が沸き上がった。長田敏之書記長のまとめ、インターナショナル斉唱で意気高く旗開きを締めくくった。
 動労千葉は、1月20日前後にも予想されるライフサイクル第4次強制配転攻撃との闘いから、2011年の決戦に突入する。また、東労組が昨年10月、「偽装請負の根絶にかんする協定」を当局と結んでおり、外注化問題も本格的に動き出す。動労千葉とともにJR職場全体を揺るがし、青年労働者の怒りの総反乱をまきおこそう。ライフサイクル強制配転粉砕、検修全面外注化阻止へともに闘おう!(O) 

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