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5・24市東さん裁判、22日奪還された反対同盟が怒りに燃え出廷!

 5・20大弾圧から最初の裁判である市東孝雄さんの二つの農地裁判(行政訴訟と農地法裁判)が5月24日、千葉地裁民事第3部(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。5・20で不当逮捕され22日に奪還されたばかりの市東孝雄さんら三里塚反対同盟を先頭に、怒りに燃えた70人が結集し、傍聴席を埋めて闘い抜いた。
 午前10時30分に行政訴訟が始まった。市東さん側から北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長、前成田空港会社社長の黒野匡彦ら21人もの証人を申請し千葉県を圧倒。市東さん側はさらに、成田市農業委員会などの調査を要請する書面も提出し裁判長に実行を迫った。 

 多見谷裁判長が県側の意見を求めると、何と「まだ書類が届いていません]という答え。裁判長は「裁判所には届いていますよ」と指摘し、市東さん側代理人も「届いていないはずはない。見解を表明せよ」と迫った。県側代理人は「届いているかもう一度調査してみます」という無責任な応答を行った。傍聴席からも怒りの声が浴びせられた(法廷終了後に届いていたことが判明)。
 11時10分からは農地法裁判の弁論。前回の裁判は、「南台41-9」についてNAAは市東さんの耕作の事実がないことを認めざるをえなくなり「訴えの一部取り下げ」を申し出たが、市東さん側から「一部取り下げでは不十分、全部取り下げよ」と跳ね返された。そこでNAA代理人は「(「41-9」について)請求の放棄も検討します」と答えた所で終わった。この日の弁論はその「検討結果」を聞く裁判だ。裁判長に促されるとNAA側は「まだ検討中です」と、またまた逃げの答え。市東さん側、傍聴席が一斉に弾劾の声を上げた。理由を問われたNAAは「前回、裁判所が作成した弁論調書に納得できない箇所があったため」と今度は裁判長に責任転嫁する始末だ。これには裁判長もむっとした表情で「調書の訂正はしません」とつっぱね、書面による見解の提出を再度求めた。
 市東さん側は農地法裁判でも21人の証人申請を行い、攻勢を続けた。
 弁論終了後、記者会見と報告会。奪還された市東さんがまず「5・20弾圧はあれが権力の姿だ。絶対に許せない」と弾劾し、6月に3回が予定されている裁判闘争への決起を訴えた。続いて葉山岳夫弁護士を始め弁護団から弾圧への怒り、権力側の焦りへの鋭い指摘とこの日の弁論の解説が行われた。
 市東さんの農地取り上げに反対する会共同代表の井村弘子さんが「あんな人権侵害はない。裁判所を弾劾しよう」と怒りの発言。最後に萩原進事務局次長がまとめの発言を行った。最初に「5・20逮捕から奪還された同盟員は起立してほしい」と促すと7人が起立した。その中で「菅政権、東京高裁はこの震災情勢の中で爆発する怒りが、三里塚の45年の闘いに結びつくことを恐れている。だったら被災地と団結する闘いをさらに進めよう」と訴え報告会を終えた。(O) 

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