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「すべての原発とめよう!6・11神奈川アクション」に横浜と横須賀で決起

s20110614b-1.jpg 神奈川では反原発全国100万人行動の一環として、私たちは横浜大通り公園で集会を行い桜木町へ合流し、4000人の怒りとひとつになって闘いました。(写真は大通り公園から桜木町へ向かうデモ隊)
 横浜大通公園で私たちが会場準備に入るとまもなく、12時開会を待ちきれずに若いお母さんがアピール。「私は宮城出身です。子どもを守ってください。声を上げてください」と。土砂降りの雨の中を真剣な訴えです。ここにあるのは何とかしたい、こんな社会を変えたいという根底的怒りです。 

 JR関内駅近くの大通り公園には60人が結集。参加した労働者が次々とアピール。国労闘争団の成田昭雄さん、5・20三里塚裁判で不当に逮捕され、前日10日に奪還された婦人民主クラブ全国協の仲間も元気に発言。12時30分からのデモは、沿道からデモに合流する労働者民衆が相次ぎ、JR桜木町駅前に着く頃には100人にふくれあがりました。
 JR桜木町駅前は雨も上がり続々と労働者が結集しています。午後2時過ぎのパレード出発時には4000人を超す大結集となりました。俳優の山本太郎さんも部隊稽古の合間をぬって参加し、アピール。「今のまま原発を続けようということは、目の前の利権、お金に左右されるということしか考えられない」「みんなが集まって声を上げよう。そうすれば変えていける」と怒りを表明。
 私たちは桜木町駅前で集会をもち、一言アピールを続行。5月29日結成された湘北合同労組をはじめ、神奈川労組交流センターなどののぼりを林立、圧倒的な注目です。「原発とめよう、今すぐとめよう」のコールで全体をけん引しつつ、県庁前から山下公園までのデモを貫徹。東電神奈川支社前では怒りのコールをたたきつけました。反原発1000万署名は350筆、「前進」は8部が売れました。
 s20110614b-2.jpg横須賀でも、横浜をはじめ全国・全世界の闘いと一つになって、反原発デモを闘いぬきました(写真左)。主催は教育労働者が中心となった実行委員会です。原子力空母の母港であり、核燃料製造工場がある「原子力の街」横須賀でこそ反原発闘争を闘う意義があると決意し、急遽、実行委員会を立ち上げたものです。
 当日は雨と風の悪天候の中、駅でビラをもらった、職場の同僚に誘われて、インターネットで検索して、という形で、教育労働者、自治体労働者や小学生の子どもを持つ母親などが会場のヴェルニー公園に集まりました。リレートークでは、「横浜会場に行こうと思ったけれど、やっぱり横須賀でやらなきゃ」という女性や、「横須賀ですら幼い子どものことが心配なのに、福島のお母さんたちのことを思うと胸が痛む」「政府はウソだらけ、ゴマカシだらけだ」など、参加者のそれぞれの思いが語られました。
 太鼓のリズムにのってデモに出発です。「原発いらない! 故郷を返せ」とにぎやかに訴え、横須賀のメインストリートを練り歩きました。自作のメッセージボードを一生懸命道行く人に掲げる女性の姿が印象的です。注目度は抜群でした。
 原発と人間は共存できません。文科省が示す線量基準20ミリシーベルトは撤回あるのみです。問題は労働組合です。横須賀で生き、働くものの責任として、6・11横須賀集会で大きな一歩を踏み出したと思っています。神奈川では6~8月、沸き起こる怒りをひとつの力に、結集軸として闘う労働組合を甦らせるために、職場・地域で全力で闘います。(神奈川・O) 

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