「職場から新自由主義に反撃を!」中四国青年労働者集会開く
10月8日、「反原発・反失業」「職場に闘う労働組合つくろう」「青年は団結しよう」をスローガンに、中四国青年労働者総決起集会が広島市東区民文化センターで開催され、50名の仲間が集まりました。
冒頭、9・11~9・19の9月反原発闘争の大爆発の映像とアメリカ・ウォール街のデモの映像が上映され、会場は熱気に沸きました。司会の広島連帯ユニオン青年部副部長のあいさつに続き、基調提起をヒロシマ連帯ユニオン青年部長の井上亮さんが行い、9・19の6万人決起の感動とともに「9・19は新しい時代の夜明け。6万人は始まり。10倍、100倍になる可能性は大いにある」と訴えました。
また「アメリカ資本主義の心臓部で青年の決起が始まった」「エジプトのタハリール。アメリカのウォール街。日本の青年労働者の結集方針は11・6日比谷だ」と11・6労働者集会への結集を呼びかけ、「青年の未来を自分たちで切り開こう」「職場から新自由主義に反撃しよう。労働組合を組織し、労組青年部をよみがえらせよう」「11・6に職場の仲間をさそって参加しよう」と訴えました。
特別報告として広島連帯ユニオン呉市交通局支部の仲間が、呉市営バス民営化絶対反対の闘いを報告。デタラメな民営化に対し「現場の団結をとことん拡大して闘う」と鮮明な決意が表明され、会場で交通局労働者への檄布が作成されました。さらに、国鉄西日本動力車労働組合の山田和広副委員長が外注化阻止・非正規職撤廃・契約社員制度廃止の闘いを訴えました。広島連帯ユニオン・草津病院支部の中山崇志委員長が組合つぶしのデッチあげ弾圧と闘うアピールを行い、獄中37年の星野文昭同志とともに司法・国家権力と徹底的に闘う決意を述べました。
会場からの発言では、8・6と9・11反原発デモに決起した2人の青年労働者がアピール。広島連帯ユニオンの青年は土曜日出勤強要攻撃との闘いを報告しました。草津病院支部の青年からは中山委員長への弾圧以後職場で団結して闘ってきた地平が報告され、「過重労働の中で労災が多発し、職場の外注化攻撃が始まっている。評価制度により職員のいじめ問題が発生している。組合は評価制度絶対反対で団結し、評価提出拒否闘争を闘う」と決意表明。さらに岡山マスカットユニオン、徳島医療福祉労働組合、愛媛や広島の郵政非正規労働者から発言がありました。
最後に岩国市職員労働組合の仲間から「私たちも日比谷をオキュペイ(占拠)しよう」とまとめの提起がなされ、団結ガンバローで締めくくりました。交流会も盛り上がり、ともに11・6大結集をかちとることを確認しました。(広島・YK)
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