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中国・深センの日系シチズンで1千人を超える大ストライキ発生

s20111024a-1.jpg 10月17日、中国広東省深セン市沙井にある日系シチズンの時計の鎖をつくる会社で、1000人を上回る大ストライキが発生した。
 労働者は、2005年以来毎日40分延長された残業代の支払いを求め、さらに長期にわたる社会保険費などのピンはねをはじめとした違法行為を弾劾し、その返済を要求してストライキに立った。労資双方は17日のストライキ突入後、1週間にわたってにらみ合いを続けていたが、ついに日本人職員と労働者の間で激突が発生し、多数の労働者が負傷したという。 

 世界大恐慌への突入、そして中国のバブル経済の崩壊という事態は、外資系企業での労働者へのリストラや労働条件の悪化の攻撃を強め、中国人労働者をますます奴隷のように使おうとしている。そしてインフレの進行は、労働s20111024a-2.jpg者の実質賃金を下落させ、労働者の生活を極限的に破壊している。
 こうした中で「生きるため」の中国人労働者の決起が闘われ、その数が日増しに増大する事態となっているのである。とりわけ外資系企業は侵略企業として中国人労働者の人権を徹底的に踏みにじっており、昨年の本田やリコーでのストライキに典型的に見られるように、外資系企業での中国人労働者の闘いが陸続と巻き起こっているのである。
 日系シチズン企業での中国人労働者の闘いに応える道は、まさに日本の労働者の資本との徹底した闘い、日本帝国主義を打倒する闘いをもって応えるしかない。そして日中の労働者の団結を形成し、その闘いでこの資本主義とスターリン主義の世界を根底からひっくりかえす闘いが求められている。
 11・6労働者集会は、まさに決定的な闘いとなった。決起を開始した中国の労働者との連帯をかけて、その爆発をかちとろう!(G) 

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