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連休明けの1月4日、中国でストライキ相次ぐ

s20120106a-1.jpg 元旦に河南省安陽市で3万人のデモが闘われた中国では、年始の3連休が明けた仕事始めの1月4日も、全国各地で労働者のストライキが次々と爆発した。
 江西省梧州では、午後、香港系企業である中拡永威実業有限会社の梧州おもちゃ工場で、賃金と残業代未払いに抗議して1000人の労働者がストライキに決起。労働者の街頭デモを阻止するために警官が動員されたが、労働者は経営側が話し合いに応じることを確認するまで6時間のストライキを闘った(写真)。江蘇省無錫市では、中国最大の全自動洗濯機の企業である江蘇無錫小天鵝会社の労働者が、賃下げと年末手当不払いに抗議して、1000人以上のストライキに決起した。 

s20120106a-2.jpg 四川省成都市では、午前中、製鉄と鉄鋼加工会社である成都攀成鋼集団(青白江区)の数千人の労働者が、待遇の不公正と官僚の腐敗、交通事情のひどさに抗議し、デモに決起した。武装警官が動員されデモを弾圧。デモの一方で工場労働者は、見守る街頭の人々に今後のストライキ支援のためのカンパや物資提供を訴えて闘った(写真)。
 昨年末、自治を求めた広東省の烏坎村での闘いも、火力発電所の新設に反対した汕頭市海門の闘いも、農民、労働者、住民側の勝利に終わった(烏坎村の事態は、殺された薜錦波さんの遺体を遺族に返すと言う約束を政府は履行せず、再び緊張が生まれてきている)。一方で日系シチズン争議も、2週間のストライキと武装警官による監獄工場化に屈せず不屈に闘いぬき、中国史上初の事実上の現場労働者の団体交渉による勝利をかちとっている。こうした昨年の闘いが切り開いた地平が、勝利の展望を労働者に与え、年明けからの連続的な闘いの爆発となっているのである。
 そして何よりも、中国経済の雪崩打つ崩壊が進んでいる。欧州経済危機は中国経済を直撃し、一方でバブル経済崩壊にともなう金融危機が進行し、年末年始の過程で企業倒産が始まっている。外資系企業では、中国からの撤退や内陸部への移転を進める動きが進んでいる。それらはいずれも、労働者の首切り・リストラの攻撃に直結し、労働者は闘わなければ生きられないところに来ているのである。
 しかし中国の労働者は、昨年の闘いで自分たちが社会の主人公であること、闘うことで勝てる展望をしっかりとつかんだ。天安門事件以来の弾圧体制は、まさに根底において打ち破られつつある。中国バブル経済の崩壊をきっかけにした世界大恐慌の本格的な爆発という情勢、そして中国と世界の労働者の歴史的な決起に応える闘いを2012年、実現しよう。(G)
 

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