「基地の島」沖縄から反原発の声を! NAZEN沖縄結成される
3月11日、NAZEN沖縄の結成集会が那覇市の八汐荘で開かれました。この結成集会にはNAZENの全国呼びかけ人の福地廣昭さん、国鉄闘争全国運動・沖縄の崎浜秀俊さんも参加され、活発な論議が交わされました。そして3・11福島県民大集会と連帯し、沖縄からも2人の仲間が参加していることが報告されました。
最初に主催者からNAZEN沖縄結成の趣旨が報告され、「子どもたちの命が脅かされている。原発は殺人兵器だ。沖縄は非正規労働者が多い。『命よりお金』という新自由主義の最たるものが原発。軍事基地も同じだ」と怒りを込めた訴えがなされました。3・11一周年の今日から、沖縄の地で新たな反原発運動を開始することを全体で確認しました。
福島からは、福島診療所建設委員会事務局長の渡辺馨さん、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表の佐藤幸子さんのメッセージが紹介されました。
討論で福地さんは、NAZEN沖縄の結成の意義を語ってくれました。また崎浜さんは核の平和利用論を批判し、労働者と絶対に相容れないことを強調し、NAZEN沖縄の結成を誇りに思うと発言されました。多くの参加者から、原発推進派に対する怒り、福島の被曝の現実への怒り、「命よりお金」という新自由主義への怒りが表明され、そして沖縄は「基地の島」「非正規の島」であり、特区攻撃に対し非正規撤廃、原発反対、基地反対で闘えるのは労働組合だという意見が活発に出されました。
そして最後に、結成宣言を全体の拍手で確認しました。フクシマの怒りを共有して、職場での実践を決意して闘いを始めよう! (M)
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